【UFC115】公開計量、過剰な言葉はなく勝負はケージで
12日(土・現地時間)にUFC115「LIDDELL vs FRANKLIN」が開催されるバンクーバー、ジェネラル・モータープレイスで、大会前日となる11日(金・同)には公開計量が行なわれた。メインに登場するチャック・リデル、リッチ・フランクリンともにリミットいっぱいの205ポンドで計量をパスした。
【写真】目下5戦は1勝4敗、約1年振りの復帰となるリデル。不安視されたコンディションは上々のようだ (C) ZUFFA
まず計量のステージに登場したのはリッチ・フランクリンだ。ミドル級時代より明らかに大きくなった胸や肩、その大きく誇示するようにポーズをとったフランクリンに続き、リデルがスケールへ。
リデルも減量中の40歳とは思えない肌の張りを見せていた。「チャック・リデルは、チャック・リデルだ。彼とミドル級で戦うことはできないから、ライトヘビー級で戦うのさ。トレーニングも十分に積んだし、精神的にも肉体的にも良い状態にある。明日は素晴らしい試合になることを約束する」と、フランクリンらしく挑発的な表現は一切なかった。
一方のリデルもまた、「キャンプを張り、素晴らしいトレーニングができた。カムバックにエキサイティングしている。相手云々でなく、ケージに戻るのが待てない」と発言。罵り合い、罵声、トラッシュトークが日常の風景となったMMAで非常にクリーンな印象を残す計量となった。
■UFC115「LIDDELL vs FRANKLIN」計量結果は下記の通り
<ライトヘビー級/5分3R>
チャック・リデル:205ポンド(92.9キロ)
リッチ・フランクリン:205ポンド(92.9キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ミルコ・クロコップ:235ポンド(106.5キロ)
パット・バリー:248ポンド(112.4キロ)
<ウェルター級/5分3R>
パウロ・チアゴ:170ポンド(77.1キロ)
マーティン・カンプマン:170ポンド(77.1キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ギルバート・アイブル:243ポンド(110.2キロ)
ベン・ロズウェル:264ポンド(119.7キロ)
<ウェルター級/5分3R>
カーロス・コンディット:170ポンド(77.1キロ)
ローリー・マクドナルド:170ポンド(77.1キロ)
<ライト級/5分3R>
エヴァン・ダナム:155ポンド(70.3キロ)
タイソン・グリフィン:154ポンド(69.9キロ)
<ライト級/5分3R>
マック・ダンジグ:156ポンド(70.7キロ)
マット・ワイマン:156ポンド(70.7キロ)
<ミドル級/5分3R>
デビッド・ロワゾー:185ポンド(83.9キロ)
マリオ・ミランダ:186ポンド(84.3キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ジェイムス・ウィルクス:170ポンド(77.1キロ)
ペーター・ゾボタ:171ポンド(77.5キロ)
<ウェルター級/5分3R>
クロード・パトリック:170ポンド(77.1キロ)
ヒカルド・ファンク:170ポンド(77.1キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ジェシー・レノックス:170ポンド(77.1キロ)
マイク・パイル:170ポンド(77.1キロ)