＜ライト級／5分3R＞
ヌルザン・アキシェフ（カザフスタン）
Def.1R0分24秒by ギロチンチョーク
オタベク・タキロフ（ウズベキスタン）

サウスポーのアキシェフが左ローを蹴る。圧を掛けて前に出るタキロフに対し、タキロフもローを返し右を振るう。右のパンチを当ててダブルレッグに出たタキロフが、ケージにアキシェフを押し込んで尻もちをつかせる。金網を背負った形で立ち上がったアキシェフは、小手投げから頭を抱えて後方に投げるようにギロチンへ。

ハイエルボーに切り替えたアキシェフだが、足を抜かれてギロチンを無力化される。アキシェフは背中を預けて立ち上がると、タキロフは後方へスープレックスを決める。キムラロックからリバーサルを決めたアキシェフが、タキロフのギロチンを防ぎ立ち上がって左のパウンド、エルボーを落とす。スイープ狙いからスクランブル、至近距離でスピニングバックキックを放ったタキロフが、ダブルレッグを切られるとギロチンに切り替えて引き込む。アキシェフが頭を抜いたところで時間になった。

2R、開始直後に右ハイを入れたタキロフが右フック&シングルレッグでアキシェフをリフトし、テイクダウンを決める。両足を束ねて殴り、バックに回ったタキロフは後方から殴り、ウィザーにも思い切り後方に投げる。タキロフは腰をコントロールしてバックに回るが、アキシェフが後方に倒れ込みつつ、腕で両足を払ってトップを取る。すぐにスクランブルに持ち込み、相四つからダブルレッグのタキロフは、ギロチンで後方に投げられる。ここもタキロフはスクランブルでバックを取ると、正面に回り込みアンクルピックで背中をつかせる。

座ったままでアッパーを入れ、嫌がったアキシェフが背中を見せて立ち上がる。強引なボディロックからのテイクダウンに、頭を刈って潰しに掛かったアキシェフだが、最後の粘りがなくタキロフがトップを取りマウントを奪取する。殴って腕関節をタキロフが狙ったところで時間となった。

3R、タキロフが前蹴りを見せダブルレッグへ。タキロフはアームインギロチンで引き込む。タキロフが落ち、アキシェフが大逆転勝利を手にした。逆転負け直前まで素晴らしい動きを見せたタキロフの今後も注目したい。

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