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【UFC100】ジョーンズ “脅威の”UFC三連勝達成

(C) ZUFFA■第4試合 ライトヘビー級/5分3R
ジョン・ジョーンズ(米国)
Def.2R2分43秒/ダースチョーク
ジェイク・オブライエン(米国)

【写真】凄まじい身体能力を誇る、噂のジョーンズ。ライトヘビー級に階級を下げたオブライエンを圧倒した (C) ZUFFA

脅威のフィジカルを誇るジョーンズは、ヘビー級から転向2戦目のオブライエンに対し、グスマォン&ボーナー戦で見せた勢いを持続できるか。オブライエンのワンツーにローキックを返すジョーンズ。オブライエンのダブルレッグを切り、距離を取ると鋭いミドルを見せる。

さらにジョーンズは、そのまま思い切り右ストレートを打ち込むが、オブライエンは抜群のタイミングでテイクダウンを仕掛けた。このテイクダウンを持ち前の体幹の強さで跳ね返したジョーンズ、基本は待ちの姿勢だが、時おり鋭いハイキックを放っていく。


ただ、それらの攻撃に対しオブライエンも気圧されることなく、左ジャブを打ち込み、キックもしっかりとブロックする。ジョーンズの派手なジャンピングキックが空を切り、ほぼ互角の展開で1Rが終わった。

2R、いきなりジャンピングニーを狙ったジョーンズ、オブライエンはこれを見きって距離を取る。左から右を打ち込もうとするオブライエンだが、ジョーンズのバックステップに体が追いつかない。ジョーンズの攻撃も距離が遠く、両者思うように攻めることができない微妙な距離を残した戦いが続いた。

ここで起死回生とばかりに、ジョーンズがバックエルボーを狙ったが、オブライエンはこれをかわしながら、シングルレッグを仕掛ける。しかし、ジョーンズのギロチンが待ち受けており、オブライエンはケージ際に下がっていく。体を固定され逃げることができなくなったオブライエンへ、ノーアームダースチョークに切り替えたジョーンズがタップを奪い、UFC三連勝を果たした。

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