この星の格闘技を追いかける

【Kinektic01】二番手ゴードン・ライアンが3人抜き、ナジミとジョーンズは戦わずして優勝!!

<Kinektic01決勝>
Team BJJ FANATICS
Def.4-0
Team SUG

ファナティクスのニッキー・ロドリゲスに対し、SUGはジョージ・ホドリゲスが先鋒を務める。残り36秒でロドリゲスがヒールで一本勝ちし、2試合目でホニー・マルクスと対戦。マルクスのテイクダウン狙いをスプロールするロドリゲスの足払いが殆どローキックにとなり、お返しのようにマルクスがスラッピングを見せ、レフェリーのフランク・トリッグが強い口調で注意を与える。

レスリング戦が続いた試合は、残り2分でようやくロドリゲスがバックを取って寝技に持ちこむ。バックグラブからRNCを仕掛けられたマルクスは胸を合わせつつスクランブルへ。疲れたマルクスに対し、低い姿勢のダブルレッグからバックに回って両足をフックしたロドリゲスがRNCで攻め立てる。マルクスが防ぎ切りドローで痛み分けとなった。

ファナティックスの1人リードで迎えた3試合目でゴードン・ライアンが、ガブリエル・チェコとのマッチアップで登場。開始直後にトップを取ったゴードンはワキを差してハーフで潜るチェコの頭を両足で挟み、一気にアームロックを極めた。

続いてハファエル・ドミンゴスと対したゴードンはシッティングでプレッシャーを与え、側転パスのドミンゴスからバックを狙い、上を向いてクルスフィックスに。腕を抜いたドミンゴスはゴードンのダブルレッグにギロチンを合わせる。頭を突っ込み、パスを仕掛けつつ防いだゴードンがディーフハーフからスイープという流れのドミンゴスからバックを奪取。四の字フック、さらに左腕をフックしてRNCでタップを奪った。

SUGの最後の一人はボンバ・バスコンセーロス。一本勝ちしか、勝利の可能性のないバスコンセーロスに対し、ゴードンは基本は下攻めを選択する。スイープからバックを伺い、首を固めたゴードンは、そのまま絞めてファナティクスに優勝をもたらした。ゴードンの3人抜きにより、エドウィン・ナジミとクレイグ・ジョーンズは試合にでることなくトーナメントが終了。ジョーンズは「少し残念だね」とクールに語った。

PR
PR

関連記事

Movie