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【ONE74】レスリングベースのタイ人ファイター、クリッサダ「ミアドは打撃だけ。力の差を見せる」

Kritsada【写真】1991年8月8日生まれ、26歳のクリッサダ・コンスリチャイ。非常に面白いファイターが、タイから出てきた(C)MMAPLANET

本日29日(金・現地時間)、ミャンマーはヤンゴンのトゥウンア・ナショナルインドアスタジアムで開催されるONE74 「Sprit of a Warrior」。

今夜の大会で、レスリングがベースのタイ人ファイター=クリッサダ・コンスリチャイが、ジェレミー・ミアドと対戦する。ミアドは前回の試合で、元ルンピニー&ONE世界ストロー級王者デェダムロン・ソーアミュアイシルチョークをKOしたフィリピ人ファイターだ。

対してクリッサダは前戦で、ロビン・カタランをスープレックスで頭から落とし反則負けに。キャリア7勝3敗となるところ、6勝4敗となってしまったクリッサダが、尊敬する内藤のび太との対戦を実現させるためにミアドに挑む。


――クリッサダはレスリングがベースという、タイでは非常に稀な選手です。

「皆、ムエタイをやるからね(笑)。僕も9歳の時にムエタイを始め、兄がレスリングのコーチだったから13歳でレスリングをやるようになったんだ。ムエタイと比べると、レスリングはまったく人気はないよ。競技者も少ないし、それでも僕は一応タイのナショナル王者には14度なっているんだ。

グレコローマンとフリースタイル、どちらでもタイ王者になった。最初はフリースタイルから始め、それからグレコもやるようになったんだ。今はどっちも好きだよ。どちらも代表チームの一員として、アジア大会やSEAゲームに出てきたし、コンバットスポーツの一つして取り組んできたんだ」

――MMAをやるうえでレスリングは大きな武器になっていると思います。

「もちろんMMAでは何でも必要だけど、レスリングができるというのはケージに上がるうえで一つの保証になっている。レスリングがあることで、僕はムエタイも柔術も使える。テイクダウンがないと、寝技に持ち込めないからね。それとノーギでやっている点で、レスリングは有利だと思っている。

でもムエタイとレスリングだけじゃ、倒したあとを攻めることができないから柔術の練習もするようになったんだ」

――そのMMAに興味を持ったのはいつからなのですか。

「5年前かな。レスリングの練習をしていた友人が、MMAにトライしたんだ。その時に初めて知って、僕も興味を持ちMMAで試合をしたいと思うようになった。

これこそ、僕のためのスポーツだと思ったよ。そして、すぐにアマチュアMMAのトーナメントに出て1日で3度勝って優勝したんだ」

――ムエタイのトップ選手がMMAを始めた場合、どれだけ素晴らしい打撃、あるいは首相撲があってもダブルレッグやシングルレッグを警戒するあまり、その持ち味が出ないことがあります。

クレイドルを見せるタイ人ファイター、とても魅力的だ

クレイドルを見せるタイ人ファイター、とても魅力的だ

「う~ん……なんて言ったら良いのか。答えづらいよ。皆、それぞれが自分のスタイルを持って戦っているから。ムエタイのトップ選手がMMAを戦い、テイクダウンを切れるようになるとムエタイは凄い武器になるし。

ただ、僕は懸命にスタンドで戦うよう耐える必要はない。これで良いかな? テイクダウンが怖くないから、思い切り殴ることもできるし」

――そういうなかでデェダムロン・ソーアミュアイシルチョークをKOしたジェレミー・ミアドと戦います。自信のほどは?

「100パーセント勝つ。頭から落とさないように気を付けてスープレックスも狙うしね(笑)」

――前回のカタラン戦ではスープレックスでTKO勝ちと思いきや、頭から落としたということで反則負けになってしまいました。

「次の試合では、横に落とすようにするよ。ルールが変われば、頭から落とすけど…。とにかくミアドが組んできたら、投げるし。離れて戦うなら、殴る。彼次第だよ。ミアドは打撃井だけの選手で、僕はどこでも戦えるから。とにかく力の差を見せて勝ちたい。この間、練習してきたことをぶつけて会場、そしてタイで試合を見てくれる人のために戦うよ」

――ストロー級チャンピオンは内藤のび太選手への挑戦権を得るためにも大切な試合になります。

「どの試合もベルトを目指すためには大切な試合になるので、絶対に負けられない。のび太と戦いたい。それは僕は彼を凄く尊敬しているから。のび太は心が強いファイターだから。絶対に諦めない彼のようなファイターと戦って、僕の力を証明したいんだ」

■ONE74対戦カード

<ONE世界ミドル(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オングラ・エヌサン(米国)
[挑戦者]長谷川賢(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
レオナルド・イッサ(ブラジル)
ローマン・アルバレス(北マリアナ諸島)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
サゲッダーオ・ペットパヤータイ(タイ)
マー・ジャワン(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/3分5R>
ハファエル・ヌネス(ブラジル)
山田哲也(ロシア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
アフマド・カイス・ジャスール(アフガニスタン)
チャン・レイ(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ジェレミー・ミアド(フィリピン)
クリッサダ・コンスリチャイ(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ソー・ダルワイト(アフガニスタン)
マイト・ヤイン(ミャンマー)

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