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【UFC FOX29】ダスティン・ポイエーが、ジャスティン・ゲイジーに殴り勝つ。技術の差、明白

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
Def.4R0分33秒by TKO
ジャスティン・ゲイジー(米国)

サウスポーに構えたポイエーに、ゲイジーが右フック、右ローを蹴る。すぐにパンチを纏めて前に出たポイエーが左を入れ、ゲイジーは右ローを蹴り込む。ボディから右アッパーと上下に打ち分けるポイエーの攻撃で既にゲイジーは左目尻をカットしている。ポイエーは右ジャブを当て、左ボディフック、左右のフック、そして左ハイを蹴っていく。

距離を詰めてアッパー、左フックを当てるゲイジーはやはりこれまで通りの打たれて、打つスタイルだ。しかし、思い切りの良いポイエーの攻撃をいつまで受けて倒れることができるか。ポイエーはアッパーからショートフック、ボディフックと猛攻を仕掛ける。

自らの左ハイでバランスを崩したゲイジーは、すぐに立ち上がると右を当てて前に出る。ポイエーはローを蹴られても、左ミドルを返し、左フックでヒットさせる。ポイエーの手数がゲイジーを圧倒する。ゲイジーはローを返すが、それ以上の反撃はなくポイエー初回を取った。

2R、ゲイジーは踏み込んでワンツー、ポイエーが左ミドルを蹴っていく。腹と右足の削り合い、ゲイジーはローを続けるが、ポイエーはボディより顔面への攻撃を増やし、左フックを打ち込む。と、ゲイジーの左手の指がポイエーの右目に入り試合が中断する。再開後、右を当てて前に出るゲイジーに対し、ポイエーがワンツーを入れ、左ミドルを蹴っていく。さらに左フックを当てると、ゲイジーが右ローを返す。ポイエーは左右のフックを連打で決め、ゲイジーは左フックを打ち込む。左ボディフックの直後に右足を蹴られたポイエーは、徐々に足が立ってくる。

それでもパンチを集中させ、左フックを打ち込むポイエーが初めてテイクダウンを狙う。これを切ったゲイジーはジャブをブロックしながら、前に出てパンチを振るうが届かない。残り1分、右を当てたポイエーはオーソに構える。テイクダウン狙いは切られたポイエーだが、蹴り足をキャッチして押し込む。足を抜いたゲイジーは接近戦でエルボーを当て、パンチを纏めるや最後は前転カカト落としを見せて、キャンバスに落下した。

3R、ゲイジーが前に出ていくが、ポイエーがダブルレッグで尻餅をつかせる。すぐに立ち上がったゲイジーにポイエーが左ボディフックを入れる。ゲイジーは思い切り右ローで蹴り込む。ローで動きが止まるシーンもあったポイエーはエルボーを被弾し、ケージ際にまで後退を強いられる。

一気に動きが落ちたポイエーを首相撲で捉えたゲイジーだが、太腿にヒザを入れてからはそれほど攻めずに離れる。ローを蹴られ、オーソで構えたポイエーはすぐにサウスポーに戻して右フックを打っていく。ケージにポイエーは押しこんだゲイジーも、さすがに疲れたか、これ以上攻撃はできずに離れる。

と、ケージ中央でまたもゲイジーがアイポークを見せる。中断すると、回復につながることもありポイエーはドクターチェックを固辞する。と、ここでゲイジーに1P減点が告げられる。ブーイングの観客を煽るゲイジーをヨソにポイエーはドクターチャックを終え、試合再開に応じる。残り10秒、今度はポイエーが終了間際にアイポークがあったとアピールし、空気が荒れ気味となった。

4R、右ローに左フックを合わされたゲイジーが足下をふらつかせながら下がる。ポイエーはここでパンチのラッシュを掛け、ゲイジーの足が泳ぐ。さらに右ストレートを打ち込んだポイエーに対し、動きが止まったゲイジーを見てレフェリーが試合を止めた。この結果、両者の打撃には明確な技術の差があったからだとといえる。

「俺へのブーイングの途中だけど、今はジャスティンに拍手を送ってくれ。彼はウォリアーだ。アリゾナのウォリアーだ。レフェリーが試合を止めていなかったら、死んでも諦めていなかっただろう。これがUFCで25試合目だ。2つの階級で頂点に近づき、KOされても戻ってきた。もう同じ場所にはいたくない。ダナ、ショーン、もうやるしかないだろう」とベルトを巻く仕種を見せたポイエーは、「時は来た!!」と叫び足を引きずりながらケージを後にした。


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