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【RFC35】佐々木信治、王者アソルの強打に沈んでライト級王座獲得ならず

<ROAD FCライト級選手権試合/5分3R>
[王者] クォン・アソル(韓国)
Def.1R1分37秒 by KO
[挑戦者] 佐々木信治(日本)

アソルは前手を伸ばして距離を取りながらインロー、佐々木が前に出てきたところに右を合わせる。右ボディから顔面に左フックを返すアソル。組みついた佐々木がアソルをケージまで押し込むと、アソルが身体を入れ替えてブレイクを待つ。

再開後、アソルが顔面前蹴りを狙うと、佐々木は一気に距離をつぶしてテイクダウンする。アソルはケージに体をあずけて立ち上がると、逆に佐々木をテイクダウンして立ち際に右ストレートを打ち込む。

距離が離れるとアソルが遠間から右ストレートを打ち込み、これで佐々木がダウン。アソルは深追いすることなく、佐々木を立たせる。再び試合がスタンドの攻防になると、アソルが左ボディからかぶせるような右フック。これで佐々木が崩れ落ち、パウンドで追撃したところでレフェリーが試合をストップ。昨年3月以来のライト級での試合=2度目の王座防衛戦でアソルがKO勝利を収めた。

敗れた佐々木は「僕はROAD FCに出るようになって、ROAD FCが大好きになりました。賞金が欲しいからではなくて、トーナメントに出て、またみんなの前に戻ってきたいと思います」とトーナメント参戦をアピール。

「本当は勝ってベルトを巻いて言いたいことがあったんですけど…」と前置きし「俺がここまでこれたのは応援してくれたみんなのおかげもあるし、嫁さんがいるんですけど、嫁さんすげえ強いんですよ。嫁さんがベルトを獲ったことがないんで、もし勝ってチャンピオンになったら、一緒に獲ったベルトなんで巻いてあげたかったです」と悔しさをにじませた。

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