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【DEEP】LUIZとの再起戦に臨む田村ヒビキ<02> 「探しているモノにはまだ辿り着けていない」

Hibiki Tamura【写真】ウェルター級KOPのレッツ豪太とスパーリングを行う田村ヒビキ(C)MMAPLANET

29日(土)、東京都江東区のディファ有明で開催されるDEEP CAGE IMPACT 2015。同大会でLUIZと対戦する田村ヒビキ・インタビュー後編。

王座を目指す気持ち、その背景にはジムの代表として周囲から受けるサポートに応えたいというモチベーションがあるという田村、現役を続ける理由を語ってくれた。
<田村ヒビキ・インタビュー前編はコチラから>

──では現在はどのようなモチベーションをもってケージに足を踏み入れるのでしょうか。

「自分が格闘技を始め、MMAでキャリアを重ねていくなかで、修斗で戦っていた時は修斗のベルトを取りたい──今ならDEEPのベルトを取りたいという気持ちはあるんですよ。ただ、ベルト以外にもキャリアを重ねてきても、皆に認めてもらうようなことを成し遂げることができていないんです。自分のなかでも中途半端やというのがあります。

じゃあ、どこで達成できるのか。タイトルを取ったら達成できるのか。それはその時になってみないと分からないんですけど、自分が探しているモノにはまだ辿り着けていないという漠然とした気持ちでいます。

だからLUIZ戦で達成できれば、あるいは限界やと感じれば引退するかもしれないですし、もっと続けるかもしれない。それは分からないです。でも、今現在はまだまだやれるという気持ちもあるし、回りの強いメンバーに囲まれて格闘技をやっていると楽しくて、まだまだできると思っています」

──MMAはディフェンスを磨けるという競技性があるので、息の長い競技生活を送ることができます。ただし、収入面で厳しいので、田村選手のように安定した生活を送ることができている選手の方が現役生活を全うできるような気がします。

「続けられる環境には絶対にあると思います。加えて代表をさせてもらっていると、周囲から凄くサポートを受けているので、そこに応えないといけない。応えたいという気持ちが凄くあるんです。結果云々もそうですけど、自分の理想の戦いをまだ模索していて。それが戦績に反映されているという一面もあると思います(苦笑)。グチャグチャしていて」

──今はDEEPの王座を目指すということですが。

「修斗で朴選手と戦って負けて、そのあとにパンクラスのライト級トーナメントに出させてもらったけど、ISAO選手に負けました。あの時は朴戦で勝てば、上に行けるっていうことでメチャクチャ張り切って、集中して試合に臨みました。結果、跳ね返されてかなり精神的にも落ちてしまって。でも、チャンスをいただけたので、懸命に自分を奮い立たせてパンクラスに出させてもらったのですが、そこでもISAO君との競り合いに負けました……。で、HEATではクォン・アソルに吹っ飛ばされて……、どん底でした。でも、本当に僕は恵まれているので、もっとやれると思っています」

──対戦相手のLUIZ選手にはどのような印象を持っていますか。

「最近だとハマケン(濱村健)とやった試合、殴り合いをしていた試合を見ました。あの辺の試合を何試合が見て、セコンドに就いてもらう人間にもチェックしてもらっています。あとはボクシングのトレーナーさんにも映像を見てもらって色々とアドバイスはもらっています」

──昨年12月、岩瀬戦からの仕切り直しの一戦となります。

「負けてしまっているのでイチからやり直して、積み重ねていくしかないです。下石(康太)君、岸本(泰昭)君が先に行っているので、自分は地道に頑張るしかないと思ってます」

──田村選手はどうにもオットリしているイメージがあるのですが……。

「大丈夫です。その辺は……大丈夫やと思います(笑)」

──何度も挫折を経験してきましたが、この辺りからまくってほしいと周囲も思っているに違いないです。

「自分のことは自分が一番分かっていて。ダメだった部分も今になったら分かるし。逆に自分の良さも分かっているし。ちゃんとやれば自分は強い、やれるっていう自信は持ち続けています。そこがなかったら辞めていると思うので。サポートしてくれている回りの人の力も借りて、全部をぶつけるしかないです。8カ月振りの試合ですが、しっかりと気合を入れます。ここで負けると話にならないです。DEEPのライト級はチャンピオンが凄く強いです。7月の防衛戦のような試合を見せられると、そこまで辿り着きたいという気持ちにやっぱりなるので、頑張りたいです。強い人ばかりですけど」

■DEEP CAGE IMPACT 対戦カード

<小池秀信引退試合・無差別級/5分2R>
小池秀信(日本)
佐々木有生(日本)

<フェザー級/5分3R>
横田一則(日本)
高橋憲次郎(日本)

<フライ級/5分3R>
和田竜光(日本)
ソ・ジェヒョン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
今成正和(日本)
ヤン・ムンファン(韓国)

<ライト級/5分3R>
岩瀬茂俊(日本)
下石康太(日本)

<バンタム級/5分3R>
遠藤大翼(日本)
五月女健(日本)

<ライト級/5分2R>
LUIZ(ブラジル)
田村ヒビキ(日本)

<ライト級/5分2R>
川崎泰裕(日本)
江藤公洋(日本)

<フェザー級/5分2R>
オーロラ☆ユーキ(日本)
新居卓(日本)

<フライ級/5分2R>
小田切勇(日本)
安谷屋智弘(日本)

<ライト級/5分2R>
熊殺しの成田(日本)
新里佳彦(日本)

■オープニングファイト

<フェザー級/5分2R>
小川顕広(日本)
中野謙(日本)

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