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【WJJC2015】明日、茶帯の頂点に挑む嶋田佑太「一歩ずつ駒を進め優勝目指します」

Yuta Shimada【写真】過度の緊張もなく、リラックスして試合前夜を迎えた嶋田(C)MMAPLANET

28日(木・現地時間)からカリフォルニア州ロングビーチで開催されているIBJJF主催WORLD Jiu-Jitsu Championship。明日3日目から茶・黒帯がスタートし、いよいよ柔術界の頂点が決まる。

そんな世界柔術3日目、茶帯ライトフェザー級に嶋田佑太が出場する。紫帯時代にブラジル選手権、そしてアジア・オープンを制し、昨年は肩の負傷を押して出場し3位表彰台を獲得している嶋田。今年は茶帯を巻いて、世界を目指すこととなった。試合を翌日に控えた現在の嶋田の心境をお届けしたい。

――試合を明日に控え、今の調子はどうでしょうか。

「調子はかなり良いです。去年はジムの人たちや普段からお世話になっている人たちに送り出してもらったのですが、ケガもあり思ったようなパフォーマンスを見せることができませんでした。そんな自分なのに今年も皆さんは応援してくださって、送り出してもらいました。今年は万全で、負けても何一つ言い訳ができないくらいぐらいの調子で挑めるので、全力で勝ちに行きます」

――日程が金曜日から土曜日にずれるなど混乱がありましたが、渡米してからの調整などに影響はなかったですか。

「確かに試合は1日ずれたのですが、影響はないです。試合の2日前にロサンゼルスに入っていますが、会場へ行くのも試合当日のみです。マットに立って試合をするだけなので、金曜日が土曜日になっても関係ないです」

――減量は問題ないですか

「もう寝る時に道着がない状態でマイナス2キロ、道着分減らして寝るのですが、ALMAさんに今年も道着のカスタマイズをしてもらって、それが本当に軽くて。最後の300グラムが違うのは大きいです」

――昨年は紫帯で3位、普通に考えて今年は茶帯ですから余計に厳しい戦いが待っているかと思います。

「技術的な部分でギィ・メンデスのトップからのパスガードやキープを研究してきました。結果、トップにいても自分が苦手にして、手詰まりになるポジションからでも動けるようになったんです。そこを試合に出せればと思います。

対戦相手でいえば去年、僕が紫帯の準決勝で負けた相手に勝って優勝した選手マイケル・ムスメシ。彼と準決勝と当たる予定なので、そこを山だとは捉えています。茶帯になってからもパン選手権で優勝していますし、実力的には優勝候補の筆頭といって間違いないです。

他にも実績で自分より格上の選手が4、5人います。1回戦の相手からして間違いなく去年よりレベルが上がっていて、強敵だと思います。なので目の前の相手に集中して、一歩ずつ駒を進めていき、優勝目指します」

――自身のほどは?

「ありますっ!!」

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