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【Bellator132】前WSOFフェザー級王者カラキャニャン復帰、NCAA覇者ジェンキンスとタフマッチ

Karakhanyan vs Jenkins【写真】メインの世界フェザー級戦フレイレ×ストラウス戦の勝者と今後の絡みも注目されるカラキャニャン×ジェンキンス戦だ (C)GONGKAKUTOGI

16日(金・現地時間)、カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾート& カジノで行われるBellator132「Pitbull vs Straus」に前WSOF世界フェザー級王者ジョージ・カラキャニャンが出場する。

モスクワ生まれ、幼い頃から父に松濤館空手の手ほどきを受け、同時にプロサッカープレイヤーを目指し、米国移住後はナショナルチーム候補にもなった。サンディエゴのプロ・インドアサッカーチームに所属している時にPRIDEでサッカーボールキックを見たのが、柔術を始めようと思ったきっかけという変わり種は、06年にMMAデビューすると、12勝1敗1分の時点で2010年、シーズン2フェザー級トーナメントより第一次ベラトール参戦を果たしている。

そして、準決勝で現バンタム級王者のジョー・ウォーレンと対戦。テイクダウンこそ許したものの、ガードから試合をコントロール、サブミッションも仕掛け互角の展開を繰り広げる──も、北米MMA採点の判定負けパターンに陥り、涙を呑んでいる。その後、シーズン4Tでは初戦で現王者パトリシオ・フレイレに3RTKO負けを喫し、ベラトールを離れた。「あの頃はガキだった。一本かKOでないと、負けたことにならないと思っていた」と当時を振り返るカラキャニャン。つまり、彼自身も常に一本勝ち、あるいはKO勝ちを狙うフィニッシャーだったことになる。

打撃で突き放し、テイクダウン狙いで削る──そんなファイトもできるようになったことは、唯一の来日となった2012年の大晦日、GLORY主催のDREAMにおける高谷裕之戦で明らかとなっている。この高谷戦の勝利も含め、TPFやLegacy FCなどを舞台に7連勝を飾ったカラキャニャンはWSOFと契約し、2戦目にあのランス・パーマーをギロチンで切って落とし、初代WSOF世界フェザー級王者に輝いている。

同王座は昨年6月にリック・グレンに敗れ手放し、今回3年10カ月振りのサークルケージ登場となる。そんなカラキャニャンの対戦相手にベラトールは非常に厳しい相手を用意した。ババ・ジェンキンスだ。ペンシルバニア州立大&アリゾナ州立大レスリング部で活躍し、アリゾナ時代の2011年にNCAA D-1/157ポンド級を制している。TPF、RFAを経てTUFシーズン17ではチーム・ジョーンズのアシスタントコーチを務め、ベラトールに参戦するようになった。

ベラトール2戦目、通算5戦目のラルー・パリー戦でガス欠により、まさかのTKO負けを喫しているが、以降は4連勝。身体能力勝負でなく、よりスマートな戦いを見せることで打撃が目に見えて進化している。とはいっても、ジェンキンスにとってカラキャニャン戦の生命線はやはりテイクダウンからのコントロール。対して、カラキャニャンはテイクダウン前後の攻防とガードを取らされた際の処理が重要になってくる。ジェンキンスのテイクダウンに対し、ギロチンへ行くのか、スプロールへ行くのか。ガードを取った時にクローズドを取るのか、即オープンでスクランブルへ持ち込もうとするのか。

カラキャニャンの反応と、それ以前の攻防=ジェンキンスのテイクダウンが自分のタイミング&距離で仕掛けられるのかが注目だ。スタンドでプレッシャーを掛けられ、しょうがなしにテイクダウンを仕掛けるようだと、簡単にスプロールを許すだけでなく、ギロチンで切って取られる可能性は非常に高い。それでなくても、一発逆転のギロチンを持つカラキャニャンだけに、ジェンキンスは磨きをかける打撃(+テイクテイクダウンの仕掛け)でプレッシャーを与えることが大切になってくる。

■ Bellator132対戦カード

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
[挑戦者] ダニエル・ストラウス(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
ジョージ・カラキャニャン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴァージル・ズイッカー(米国)
ヒューストン・アレクサンダー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マリウス・ザロムスキー(リトアニア)
フェルナンド・ゴンザレス(米国)

<ライト級/5分3R>
デレック・アンダーソン(米国)
ダニー・ナバーロ(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ヘレラ(米国)
ルーク・ボンドレ(コンゴ)

<バンタム級/5分3R>
ファビアン・ゴンザレス(米国)
アルバート・モラレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ファブリシオ・グェレーロ(ブラジル)
ニック・ピエモント(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョナサン・リベラ(米国)
スティーブ・コゾラ(米国)

<239ポンド契約/5分3R>
エベレスト・カミングス(米国)
ヘクター・カリーリョ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
ジョン・ソルター(米国)

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