【Polaris01】キーナン・コーネリアスが、ディーン・リスターのヒール凌いでリベンジ許さず
＜ノーギ／15分1R＞
キーナン・コーネリアス（米国）
Def.9分09秒by 三角絞め
ディーン・リスター（米国）
アブラハム・マルテの欠場を受け、グラップリング界の寵児キーナンが、古豪の域に達しつつあるリスターと2年振りに対戦。キーナンは、立ちレスでリスターに立ち向かうも、テイクダウン狙いは切られる。リスターがアームドラッグからシングルレッグを仕掛けると、キーナンはキムラクラッチから引き込み、そのままクラッチを支点にしてバックを取る。両足をフックし、四の字ロックに出たキーナン。リスターは一本さえ取られなければという風にも見える。しっかりと首を守るリスターに対し、自ら足のフックを解いたキーナンが立ち上がる。起き上がりながらシングルに出たリスター、キーナンは前転してこれを逃れガードを取る。
三角狙いのキーナンは、リスターのヒール狙いに足を抜いたところでトップを許す。再びヒールに出たリスターだが、キーナンは尻を蹴り、今度は上を取られずに柔術立ちでスタンドへ。キーナンはダブルレッグへ、ギロチンで応えたリスターだがサイドを取られ頭を抜かれる。抑え込んだキーナンは、シングルに来たリスターにここでもキムラクラッチ。前転して足を抱え込むリスターから、腕十字をセットアップ。クラッチを切ったキーナンだったが、リスターは自らのヒザを抱え込むようにもう一度クラッチを組む。これも切ったキーナンが後ろ三角へ。体を起こし、胸を合わそうとしたリスターは三角を極められタップ。16歳年下のキーナンが、リベンジを果たし「ディーン・リスターは僕が白帯の頃からのヒーローだった」と語った。
