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【DEEP DREAM】×パンクラス対戦カード決定。酒井「試す場」、佐伯「命がけ」。仁平「高須さん!!」

DEEP DREAM【写真】DEEP勢6名×パンクラス6名。画が違うとは、仁平大会委員長の弁(C)MMAPLANET

11日(火)、東京都渋谷区のホテル・サンルートプラザ新宿のカトレア会議室にて、12月31日(水)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開かれる「DEEP DREAM IMPACT2014~大晦日Special~」のDEEP×パンクラス全面対抗戦の記者会見が行われた。

仁平仁DEEP DREAM実行委員会委員長以下、DEEP佐伯繁代表、酒井正和パンクラス代表に加え、DEEP側が岸本泰昭、柴田MONKEY有哉、北田俊亮、横田一則、大塚隆史、パンクラスサイドからは高橋Bancho 良明、清水清隆、中島太一、ISAO、石渡伸太郎という対抗戦出場10選手が出席して、会見は行われた。

仁平委員長の口から対抗戦として岸本×高橋、柴田×清水、北田×中島、横田×ISAO、大塚×石渡というガチンコのラインナップ(※順不同)と、前田吉朗×越智晴雄の6試合が発表された。同発表を受けて佐伯代表がマイクを握り、「DEEP DREAMの記者会見ですが、僕はDEEP側の人間としてコメントさせていただきます。今、発表のあった通りパンクラスのチャンピオンは3人ともベルトを持ってきてくれているんですけど、えぇと(と横田と大塚を見やり)横田は悪くないんですが、大塚がベルトを忘れてきたと。ベルトがあって画になる図柄を考えてきたのですが、まっ、なかなか、大塚も反省していると思うんですけど、悲しい現実になっています」と冒頭で話した。

「酒井さんとは仲違いもあり、ライバル心を持っています。大晦日の大舞台、酒井さんからは『面白いこと、どんどんやろう』ということで……チャンピオンが負けると、その後どうしようかということでビビっていたこともありましたが、マッチメイクを見てもらっても、トップファイターが全部、日本の格闘技のなかで見たいカードが揃ったと思います。正直言って、5連勝という気持ちが強いですけど、5連敗することもありえる。この先、来年のことが考えられていない──とにかく、これだけのマッチメイクを承諾してトップ選手を出してくれた酒井さんに感謝の気持ちが凄く大きいです。それはそれとして、この対抗戦、負けたくない気持ちが凄くあります。このギスギスした感じをファンの方も体験していただければと思います」と言葉を続けた。

対して酒井代表は「佐伯代表から話があったんですけど、私の体制になってから世界標準を掲げて、選手にレベルアップをしてもらいたいと(いう気持ちでやってきた)。私はウチが有利になるようなマッチメイクは組まないで、選手がとにかく勝ち負けに関係なくレベルアップして世界に行ってもらいたいという発想でやっているので。大晦日、ウチはチャンピオンを含めて、相当レベルは高いですよ。で、遠慮しないで色んな選手をぶつけ、選手はいつも快諾して戦ってくれています。本当にパンクラスの強さをアピールできるチャンスだと思い、感謝しています。選手のやる気も満々なので。日々パンクラスの選手はトレーニングに励んでいて、仕事をやっている選手もいますけど、その時間外にハードにやっている。いつ何時、誰の挑戦でも受けるという態勢は整っているメンバーと思っているので、大晦日をきっかけにまた飛躍できるように私は選手たちをサポートできれば良いなと思っています」とコメントした。

また、質疑応答のなかで『パンクラス勢の方が気合の入ったコメントが多い』という意見に対し佐伯代表は、「ベルトの件で恥ずかしい思いをしているのですが、大丈夫だと思います。ハイ、きっちり勝って証明したいと思います」と語り、対抗戦の試合数はこの5試合で決定ということも明らかにした。また、ルールはこれから話し合って決められるとのことだ。

酒井代表はUFCをリリースされた佐藤豪則、徳留一樹の大晦日大会出場はないことを明言。そして、パンクラス勢には勝利した場合チーム・ボーナス、個別に勝利者ボーナスを用意することを明らかにした。「パンクラスが全勝すると思うので、お金を用意する」という弁に、佐伯代表は「そんな、あのここには仁平さんがいます。秋葉さんもいます、期待してください」と苦笑いを浮かべた。

Sakai, Nihei & Saeki仁平仁DEEP DREAM実行委員会委員長
「私の個人的な考えですが、放映に関して今は何もない状況で、未知数という言葉が適切なのかも分からないレベルです。限りなく、ゼロに近いかもしれないですが、僕自身はまだ諦めていない部分があります。2週間前の発表から、色々な方から叱咤激励もありました。いろいろな企業さんから『協力させてほしい』という有りがたい言葉も頂戴しています。地上波はスタートであり、ゴールでもあります。そのためにももっと大きく応援してくれる方、例えば高須クリニックの高須院長だとかが『よ~し、応援してやるよ』と言っていただけると、現実的になる態勢も取れるかと思います。そういうことも含めて道を探って、まだまだ模索しています。1時間、2時間という形でなく1試合、1試合でも応援していただければと思っていますので、よろしくお願いします」(要約)

【酒井代表 囲み取材】(要約)

──大将と先鋒を任せたい選手は?

「ISAOと石渡選手ですね。どっちも大将にしたいです。それはこれから考えます」

──佐伯代表は『来年以降のことは考えていない』と言っていましたが、酒井代表は?

「ウチの選手はレベルが高いので、大晦日は試す場。なので来年はステップアップしてもらいたいというのが本音です。今回、DEEPさんと少し交わらせていただくことで、自分たちのレベルがどこにあるのか、個々で分かると思います。リスクとかは全くないです」

──DEEP陣営が少し緩い会見をしている最中、酒井代表は険しい顔をしていました。

「格闘技の灯を消さないということで、今回、開催しています。格闘技業界ということを考えた時に多くの人に足を運んでほしいと思っています。それを考えた時に真剣さは必要だと感じています。格闘家としてよりも、いちアスリートとして。それは団体も同じでパンクラスはいつもそのつもりでやっています。あくまでもパンクラスとDEEPは違うので」

──ISAO選手はユニファイドで戦いたいと言っていましたが、酒井代表的には?

「個人的にはケージでやるのでユニファイドルールでやってほしいです。将来的には統一ルールも考えているので、ユニファイドルールで大晦日をやるのは意味があると思っています。今日の夜、佐伯さんと打ち合わせをするので、そこは話したいと思います」

【佐伯代表&仁平委員長 囲み取材】(要約)

佐伯 珍しく質問が多かったね。

仁平 カードが良いと質問もでるんじゃないですか。

佐伯 でも僕、今ショックで。病院から連絡があって、血液検査が最近のなかで一番悪いとメールがあって大晦日まで持つのかなと。ホント命がけになってきました。

──追悼興行にならないようにお願いします(笑)。

佐伯 ホント、冗談じゃないですよ。確かにおかしいんだよな、最近。

仁平 食べ過ぎですよ、基本的に(苦笑)。

──代表として大将を誰に任せたいですか。

佐伯 これ、難しい話なんだけど、現役王者対決は大塚選手と石渡選手の試合なので。ISAO選手が返上しているのを知らなくて……、3、4日前に知ったんです。まぁ、どっちが格上っていうことじゃなくて、戦績とか考えた時は横田選手とISAO選手、その辺りかと。これはまた考えます。

仁平 一般的に見たいのは大塚×石渡じゃないですか? 

佐伯 それはどうでしょうね……。ほんと、パンクラスはベルトを皆、持ってきてちゃんとしていて。

仁平 もう画が悪いんですもん。6×6の画が。パンクラスさんとDEEPの見た感じだとお笑いと格闘技、もうカテゴリーが違う感じですよ。

佐伯 岸本君とモンキーは良いでしょう。だから、大塚と横田っていうことになり、まぁ僕だと(笑)。

仁平 そこは分が悪いです(笑)。一番部が悪い。酒井さんと佐伯さんなら。

佐伯 それが違うから、面白いんじゃないですか。

仁平 ところで北岡×吉田は凄く反響がありますね。

佐伯 北岡も「俺がメインでしょ?」と勝手に言っていましたが、来週には全部カードを出せるかなと。

仁平 桜庭とグレイシー、お願いしますって、もうわけの分からない話が来るんです(苦笑)。

──青木選手出場の可能性は?

佐伯 何度か、お話はさせてもらっています。ただ、条件面だったり対戦相手のこともあるので。ウチに出てくれればウチの箔もつくと思いますが、そう簡単な話でもないので、ここ2週間ぐらいで何とかなるのか、どうかなというところですね。組んできているところで、いくつか崩れたけど、7割ぐらい決まっています。タイミングもありますが、来週に2回ぐらい会見を開きたいですね。女子も発表しないといけないし。女子は3~4試合ですね。

──以前は2試合にしたいということでしたが。

佐伯 まぁ、それは諸事情で。

仁平 会うたびに試合が増えていきますね。

──全体の試合数は?

佐伯 それも分からないですね。まだ決まっていない部分もあるので。オープニングが4、5試合、あとは16とか。

仁平 全部で21とかですね。

─海外勢は何選手ぐらいの出場となりそうですか。

佐伯 元谷の相手は外国人選手と。あとは3×3なのか、5×5なのか。一応、米国でいこうと話をしています。韓国人選手を入れたいという気持ちもありますし。そこが3×3、5×5なのかで。元谷を含め3×3ぐらいは決め始めています。

■ 決定済み対戦カード
<DEEPライト級選手権試合/5分3R>
[王者] 北岡悟(日本)
[挑戦者] 吉田善行(日本)

<DEEP×パンクラス対抗戦 バンタム級/5分3R>
大塚隆史(日本/DEEP)
石渡伸太郎(日本/パンクラス)

<DEEP×パンクラス対抗戦 フェザー級/5分3R>
横田一則(日本/DEEP)
ISAO(日本/パンクラス)

<DEEP×パンクラス対抗戦 フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉(日本/DEEP)
清水清隆(日本/パンクラス)

<DEEP×パンクラス対抗戦 バンタム級/5分3R>
北田俊亮(日本/DEEP)
中島太一(日本/パンクラス)

<DEEP×パンクラス対抗戦 ライト級/5分3R>
岸本泰昭(日本/DEEP)
高橋“Bancho”良明(日本/パンクラス)

<フライ級/5分3R>
前田吉朗(日本)
越智晴雄(日本)

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