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【UFC127】試合巧者ピアソン、フィッシャーを退ける

■第7試合 ライト級/5分3R
ロス・ピアソン(英国)
Def.判定3-0
スペンシャー・フィッシャー(米国)

前に出るフィッシャーは、左ローから右ストレートを狙う。左へ回りつつ、左ロー、左ストレートを伸ばすピアソン。左に続き、距離を詰めて右を見せるがクリーンヒットには至らない。奥足で前蹴りを見せたピアソンは、今度は右へ回りのインサイドからアウトサイドに足を運び、左を繰り出していく。

ピアソンのヒザ蹴りをキャッチしテイクダウンに成功したフィッシャー。腕十字を抱え上げるも、この隙にピアソンが着地し、スタンドへ。再び、サークリングを駆使し、ローやジャブからフィッシャーを攻略しようとするピアソンは、ローに合わせて右を伸ばしていく。追いかけるフィッシャーの方が手数は少なく、下がりながらピアソンがリズミカルに打撃を繰り出す展開が続いた。

2R、左の連打で前に出ようとするフィッシャー、ステップバックから距離を詰めたピアソンの左がヒットする。なかなか思うように攻めることができないフィッシャーに対し、ピアソンは蹴り、ヒザ、パンチを織り交ぜて優位に立つ。右ストレートをヒットしたピアソンは、サウスポーを気にせずインサイドからローを放っていく。

ピアソンが真正面に来たときにパンチを出すフィッシャーだが、それを見越したピアソンは相打ち、あるいはカウンターを狙う。それでもピアソンが真っ直ぐ下がると、連打を打ち込もうと前に出るフィッシャー。何とか自分のリズムを掴もうとする。


しかし、距離が詰まったところでピアソンはシングルレッグからバックに回り込み、フィッシャーをケージに詰めてパンチを見舞う。距離を取ったピアソンに、フィッシャーの左ボディが決まるも、直後に右フックを受けてしまう。

徐々にピアソンの打撃の回転数が上がると、ついに右を受けたフィッシャーが後退する。深追いしないピアソン、下がりながらも右フック、左ボディフックを決め2Rを終える。

最終回、すぐに距離を詰めてダブルレッグでフィッシャーをケージに押し込むピアソン。そのまま後方にテイクダウンを奪うが、フィッシャーもすぐに立ち上がる。左へ回りながら右を入れたピアソン。フィッシャーは左を返していく。左へ回るピアソンに対し、先回りするように右へステップを踏みパンチを打ちこもうとしたフィッシャー。距離が詰まるとピアソンは組みついていく。

ピアソンのシングルに、がぶりから立ち上がったフィッシャーの左がピアソンの顔面を捉える。ならばと距離を詰め、フックを決めるピアソン。離れては左ミドルを蹴り込んでいく。攻撃を散らし、フィッシャーを翻弄するピアソン。首相撲からヒザを突き上げると、距離を取りなおし、右ミドル、蹴り足を掴んでテイクダウンに成功する。フィッシャーは腕十字を狙い、直後にボディを蹴り上げて立ち上がるも、再びピアソンのダブルレッグで背中をマットにつけざるをえなくなる。残り10秒、ハーフからパウンドを落したピアソンは心憎いばかりの試合巧者ぶりを発揮し、フィッシャーを判定で下した。

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