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【TUF7】最終回 史上初、収録終了後の失格劇!

2008.06.19

(C) ZUFFATUFシーズン7の最終話は、6月21日にパームス・ホテル&カジノ内ザ・パールで行われる決勝戦進出をかけた準決勝第2試合、つまりシーズン7最終試合で始まった。

【写真】サダローがダラウェーから大逆転勝利となるも、番組収録終了後、TUF史上初の大どんでん返しが起こった (C) ZUFFA

プロMMAキャリア6戦6勝、今シーズンの本命でランペイジが真っ先にピックしたCB・ダラウェー。対するアミール・サダローは、プロでの試合経験がないまま、選抜戦を勝ち抜いてきたノーマークの存在だ。


試合はほぼダラウェーの一方的な展開で進んだ。鋭いジャブと、首相撲からのヒザ蹴り、さらにここぞというところで必ず決めるテイクダウン。寝技に入ると、パスを狙いつつエルボーでサダローの右目下をカットさせる。

ダナ・ホワイトも「予想通りの展開」と、彼らの試合を振り返った。そして迎えた最終ラウンド。やや疲れの見えるダラウェーは、得意のテイクダウンの際にバランスを崩す。

豪快なリフトアップは失敗したが、さすがは優勝候補筆頭の実力者。すかさず頭を切り替え、バックを奪うと自ら後方に倒れこみバックマウントを奪うことに成功する。チョークを狙ったダラウェー。タップを奪うことができなくても、ほぼ判定勝ちを集中に収めることができるダラウェーは、バックマウントに固執することなくトップキープに切り替えた。
 
と、直後にサダローの腕十字が、ダラウェーを捉えてタップを奪う。土壇場でサダローが大逆転勝利。TUFシーズン7、これで決勝はジェシー・テイラー×アミール・サダローに決定、TUFボーイズはUFCホームを離れ、それぞれの街へ戻ることに――はならなかった。

シーズン7の収録後、パレスステーション・ホテル&カジノから、ダナ・ホワイトに連絡が入った。そして、カジノのバレー・パーキングで撮られたビデオ画面に見入るダナ。

画面に映るリムジンの窓が蹴り破られ、車内からテイラーが勢いよく飛び出してきた。ふらつきながら、ホテルに入る様子も別角度のカメラが捉えている。セキュリティーが何ごとかと、駆け寄りテイラーに詰問した際、彼は「俺はUFCファイターなんだ」と何度もいい、ダナに連絡が入った次第だという。

UFCジムに呼びつけられたテイラー、堅い表情のダナ、ランペイジ、フォレストを前に、戸惑いの表情を浮かべる。ダナはことの詳細を彼に伝えたあとに、「TUFの歴史でこんなことは初めてだ。シーズン終了後の事件といえども見過ごすわけにはいかない。お前はまだUFCファイターじゃない。UFCファイターになろうとしているだけなんだ。こんな事件を起こしたお前を決勝戦に出場させるわけにはいかない」、シーズン初、共同生活終了後の脱落者が生まれてしまった。

自分のしでかしたことの重大さに気づき、3人に謝罪の言葉を残してテイラーが去った部屋に、後日、二人の男の姿があった。

CB・ダラウェーとティム・クレドゥアー。準決勝で敗れた二人を3週間後にもう一度戦わせ、その勝者が決勝戦でサダローと対戦することが、両者に伝えられた。

テイラーの犯した罪に戸惑いを隠せない二人だったが、一度は失った決勝進出のチャンスを再び与えられ、目を輝かす。「人生で最も大切な一戦になる」――、シーズン収録中に比べると若干、ファットになったクレドゥアーは、身を引き締めるように語った。

仕切り直しの準決勝。鋭い出足でパンチ、ローキックを放つダラウェーだったが、ラウンド終盤にクレドゥアーのパンチで腰から崩れおちる。なんとかテイクダウンで、ごまかすことに成功したが、1Rを失ってしまった。

チーム・ランペイジのナンバーワン=ダラウェーと、チーム・フォレストのナンバーワン=クレドゥアーの対戦は、2Rに入り一進一退の攻防が続く。と、今度はダラウェーのパンチの連打でクレドゥアーが、キャンバスにへたり込む。トップからパウンドを落としたダラウェーが、このラウンドを取り返した。

最終3Rは、両者ともガスアウトになりながらも、死力を尽くして戦い続ける。このような展開になると、得意技も持つファイターは強い。打ち会いのさなか、テイクダウンを決めてトップをキープするダラウェー。クレドゥアーのスイープに狙いに、腰こそ浮き上がるが回転させられることなく、立ち上がっては、またテイクダウンを狙う。

どちらと決勝で戦うことになるのか、オクタゴンサイドでサダローが勝負の行方を見守る中、最後までトップキープに成功したダラウェーが、3-0で判定をモノにした。

最後の最後で、目まぐるしいドラマが見られたシーズン7。波瀾万丈の展開を制した「本当のCB・ダラウェーの姿をライブショーで披露する」――とダラウェー。そして、「チーム・ランペイジが、復活した」というランペイジの勝利の雄たけびで幕を閉じた。

TUF史上初となる、再戦=決勝。TUF3優勝のケンドール・グローブ、TUF1優勝のディエゴ・サンチェスとともに、アミール・サダローとCB・ダラウェーは、6月21日オクタゴンに立つ。

■『The Ultimate Fighter Finale』
現地時間6月21日(土)米国ネバダ州ラスベガス/ザ・パール
全対戦カード

・ミドル級/5分3R
エヴァン・タナー(アメリカ)
vs ケンドール・グローブ(アメリカ)

・The Ultimate Fighter シーズン7 決勝戦 ミドル級/5分3R
アミール・サダロー(アメリカ)
vs CB・ダラウェー(アメリカ)

・ウェルター級/5分3R
ディエゴ・サンチェス(アメリカ)
vs ルイジ・フィオラバンティ(アメリカ)

・ライト級/5分3R
スペンサー・フィッシャー(アメリカ)
vs ジェレミー・ステファン

・ミドル級
ダンテ・リベイラ(アメリカ)
vs マット・ライドル(アメリカ)

・ウェルター級/5分3R
ジョシュ・バークマン(アメリカ)
vs ダスティン・ハザレー(アメリカ)

・ミドル級/5分3R
マーヴィン・イーストマン(アメリカ)
vs ドリュー・マックフィールド(アメリカ)

・ウェルター級/5分3R
マット・ブラウン(アメリカ)
vs マット・アロヨ(アメリカ)

・ミドル級/5分3R
ジェレミー・ホーン(アメリカ)
vs ディーン・リスター(アメリカ)

・ミドル級/5分3R
ティム・クレドゥアー(アメリカ)
vs ケール・ヤーブロー(アメリカ)

・ミドル級/5分3R
ロブ・ユンツ(アメリカ)
vs ロブ・キモンズ(アメリカ)

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