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【TUF20】一転、メレンデスはBellatorでなくUFCと新規契約

2014.02.24

TUF20

【写真】エスパルザとカデーリャ、ギルバート・メレンデスは彼女たちのコーチとして、TUF20に出演、UFC残留を決めた(C)INVICTA FC&MMAPLANET

23 日(日・現地時間)にUFCがギルバート・メレンデスと新たに契約を結び、TUFシーズン20のコーチにアンソニー・ペティスとともに就くことが発表された。

僅か9日前にBellatorが破格の契約条件を示し、契約に至ったとビヨン・レブニー自らが発表したメレンデス獲得宣言は、大どんでん返しが待っていた。メレンデスはUFCに残留し、TUFコーチ就任、今回の発表では明言されていないが、当然コーチ対決は世界ライト級戦という流れとなる。

メレンデスがコーチ役を務めるTUF20 は、昨年12月に概要が発表されていた通り、女子ストロー級ファイターによって争われ、ウィナーがUFC世界女子ストロー級王者となる。UFC史上初のTUFから直接世界王者が生まれるシーズンとなる。

5月に撮影が始まり、9月10日からFOX Sportsで放送が始まる同シーズン、12月の時点でインヴィクタからストロー級王者カーラ・エスパルザ、タイトル・コンテンダーだったクラウディア・カデーリャを始め、フェリース・ヘリッグ、ジョアン・ジョージョー・カルダーウッド、ティーシャ・トーレス、ローズ・ナンマジュアナス。ベック・ハイアット、エミリー・ケイガン、アレックス・チェンバース、ジュリアナ・リマ、ペイジ・ファン・サントという11名の参加が決まっていた。

ベラトールをうっちゃった形となったUFC。メレンデスは両者を天秤に懸けるという強気の交渉でかつてないPPV契約を交わしたといわれるが、その背景にはUFCのメキシコおよびラテン・アメリカ進出に欠かせないピースというポジションにあったことは見逃せないだろう。

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