【写真】タイトル戦線が流動的なパンクラス&修斗にあって、戦況を伺うよりも試合をして勝つしかない (C)MMAPLANET

3日（火）、パンクラスより10月20日（日）に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase309でアラン・ヒロ・ヤマニハ✖春日井たけしのバンタム級戦が組まれることが発表された。

王者ハファエル・シウバがこの1週間前に開催されるONE100で修斗世界チャンピオン佐藤将光と対戦する──パンクラスのバンタム級戦線で、ポスト王者対決に向けてランカー対決が組まれた。7月にTSUNEを破り悪夢の3連敗から蘇ったヤマニハは現在2位、一方4位にランクされる春日井はホーム＝HEATとパンクラスを交互に出場して、現在3連勝中だ。

ともにグラウンド&組み技を主武器にしていたグラップラーから、打撃を伸ばしてきたグラップル系ウェルラウンダー。ヤマニハは下になることを厭わず、そこからスクランブルに持ち込む──動きのあるグラップリングに対し、春日井は動かしてポジションを制圧していくグラップラーだ。当然、両者の組み技は力のこもったせめぎ合いになるだろう。それだけに打撃で圧力を掛けることができる方が、組みでも有利になるに違いない。

また女子フライ級ではついにボクシングがMMAでも開眼した感のあるライカが、ブラジルのアニー・カロリネと対戦する。なぜ、ボクシングが生かせるようになったのか。それはライカの組み&寝技の力がついてきた証だ。今回もウェルラウンダー振りを発揮したい、ノルデスチ（ブラジル北東部）のアニーとのマッチアップだ。

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