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【UFC FOX09】ボディ攻撃になす術なく、マッケンジー完敗

2013.12.15

<ライト級/5分3R>
サム・スタウト(カナダ)
Def.3-0: 30-27, 30-27, 30-27
コーディ・マッケンジー(米国)

いきなり右をヒットしたスタウトだが、飛び込んだマッケンジーがトップを取る。起き上がり際のギロチンに注意が必要なスタウトは、そのせいが背中をつけてヒジを受けながらケージ際へ。ギロチンを切り抜けたスタントは、マッケンジーのシングルレッグをもう一方の足で跨いで逃げようとするも、追いかけてマッケンジーがバックを取りケージに押し込む。

距離を取り直したスタウト、マッケンジーが左ストレートを伸ばすも右ハイから左ジャブをヒットする。マッケンジーの左ハイを余裕を持ってブロックするスタウトは、シングルレッグも切って左ローを入れる。マッケンジーの右ジャブ、テイクダウン狙いを防いだスタントが思い切り右ミドルを入れる。マッケンジーも左ハイを返すが、右ボディでダウン。スタンドで待ち受けたスタウトが、再度ボディを打ち込み右ミドルから右ストレートをヒットしポイントを取った。

2R、マッケンジーのシングルレッグを連続でスプロールするスタウトが引き続き右ミドルを入れていく。左ボディフックから右を狙ったスタウトは、完全にマッケンジーのテイクダウン狙いを切っていく。スタウトは蹴り足を掴んでパンチを入れると、距離を取って右ストレートをヒットさせる。右ミドルを受けて、頷くマッケンジーだがその後もローにミドルを受け、ボディをかばっているにも関わらず、右ボディストレートを被弾する。余裕でスタンド戦を続けるスタウト、左ハイをブロックして右ストレートを顔面に。残り1分、マッケンジーのシングルレッグも余裕を持ってスプロールしたスタウトは、右ボディストレートを入れてこのラウンドもモノにした。

最終回、左ローを入れ、右アッパーを放つスタウト。右ミドルを受けて体が折れたマッケンジーは、ボディフックに顔をしかめる。スタウトは右ハイで体をのけ反らせ、右ミドルへ。打つ手のないマッケンジーは真っ直ぐ下がり右ストレートを被弾する。続くマッケンジーをノーアームギロチンで待ち受け、寝技でも絞め続ける。自ら技を解き、スタンドに戻ったスタウトはバックを取ると、しゃがんだマッケンジーを後方から殴りつける。

スタンドに戻り、さらにボディとミドルを続けるスタウト。マッケンジーも遠い距離からエルボー、スピニングバックフィストを見せるが、距離が合わない。淡々と打撃を入れ続けたスタウトは、テイクダウンを潰して上を取ると落ち着いて足関節を切り抜け、最後まで右ボディを打ち込み試合はタイムアップに。結果は当然のようにスタウトのフルマーク、判定勝ちとなった。

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