【UFN17】ニアー、ダンジグ撃破で戦績を五分に
■第8試合 ライト級/5分3R
ジョシュ・ニアー(米国)
Def.2R3分36秒/三角締め
マック・ダンジグ(米国)
【写真】マック・ダンジグを破った、ミレティッチMAのニアー。UFC戦績を4勝4敗の五分に戻し、まずはライト級サバイブに成功といったところか (C) ZUFFA
開始からハイキックを放っていくダンジグだったが、ニアーが蹴り足を掴んだため、バランスを崩す。すぐに立ち上がったダンジグだが、ニアーはアッパー、ボディを放ち、ケージ際へと追い込んでいく。
ニアーもワンツー、ボディブローからの左フックで応戦。戦局を五分に戻していくと、首相撲を狙うニアーに対し、ダンジグはパンチから突き放して一気に距離を取った。
一転、距離を取り始めたダンジグは、ステップを刻みながらローを繰り出す。すると、ニアーが前に出てきたところにカウンターの右をヒット、ニアーは尻餅をつくようにダウンを喫した。
それでも、下から三角絞めを仕掛けたニアーは、これを凌いだダンジグが立ち上がって距離を取ろうとしても、同じくすぐに立ち上がって追撃。途切れない攻防に、場内から拍手喝采が沸き起こった。
2R、ダンジグはタックルを狙うも力なく失速。すぐに下になってしまい、これを勝負どころと睨んだのか、ここでニアーが強烈な肘打ちを連打。ハーフガード、サイドと徐々にポジションを進めながら休まずパウンド&エルボーを落としていく。
ここで、ダンジグの動きに合わせてバックへ回ったニアーが、乗りすぎてしまい前方へ振り落とされるも、ガードで上になったダンジグに、またしても三角締め。ニアーが攻守の入れ替わりが激しい白熱の一戦を制した。
・『UFN 17 Lauzon vs Stephens』全試合結果一覧へ