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【UFC Fuel】対角線コンボ&パウンド、シュトルーフに凱歌

2012.02.16

<ヘビー級/5分3R>
ステフェン・シュトルーフ(オランダ)
Def.2R3分52秒 by TKO
デイブ・ハーマン(米国)

頭一人長身のシュトルーフにジリジリと歩み寄り、パンチから左右のローを蹴り込むハーマン。シュトルーフが右ハイを軽く繰り出すと、左右のフックから組みついたハーマンに対し、距離を取ったシュトルーフが、右ロー、右ボディを続けて放つ。

思い切り左を伸ばしたシュトルーフ。ハーマンは距離を取ってから再び踏み込むと、左ジャブ、右ストレート、さらに左フックから右をヒットさせる。右ハイを見せたシュトルーフに対し、怯まずパンチを打ちこむハーマンは、シュトルーフの左には左を返していった。

跳び蹴りを見せるなど真っ向からやりあうハーマンに対し、シュトルーフの様子見の展開は続く。ハーマンのロー、左ミドル、バックキック、さらに左ミドルが続くと、ようやく右ミドルを見せたシュトルーフだが、ペースは上がらない。


ハーマンの右ストレートに笑顔を浮かべて、右を振るっていくシュトルーフ。ハーマンはシュトルーフの蹴り足を掴んで、パンチを伸ばすとシュトルーフも笑顔を浮かべてはいられない。ここで小康状態が続いた初回を終える。

2R開始直後、パンチの交換から組みついたシュトルーフが、ハーマンを押し倒してそのままマウントへ。パンチを落とすシュトルーフは、ハーマンが背中を向けて立ち上がると前方に振り落されてしまう。

スタンドで待ち受けるハーマン。実は彼の方こそ慎重な試合運びを見せているか。立ち上がって打撃戦になると、ハーマンは左ロー、左ミドルで距離を取ると、シュトルーフは、左右のフックから右ローを蹴り込む。さらに左から右を伸ばすと、ハーマンが嫌そうな表情を浮かべた。

さらに追いかけて左から右を打ち込んだシュトルーフは、続けて左フックから、右ロー、そして右アッパーでダウンを奪うとマウントからパウンドへ。左右のパンチを連打で落とし続けるシュトルーフ。ハーマンが横を向いたところで、レフェリーが試合をストップした。

オランダ人らしく対角線コンビネーションをフィニッシュ前に見せたシュトルーフ、「1Rは打ち合いにならなかった。ネブラスカのファンに気に入ってもらえれば良いけど」と試合を振り返った。

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