【ROTK】サップ、クルトのヒザ一発でお決まりの戦意喪失
<K-1スーパーヘビー級/3分3R>
ユルゲン・クルト(スウェーデン)
Def.1R1分38秒/TKO
ボブ・サップ(米国)
津波のような声援のなか、サップに続いて登場したクルト。8000人の観客の興奮が頂点に達し、日本では賞味期限切れのサップにも大きな声援が集まる。サップが突進し、クルトを追いかけるような展開で始まったメインイベント。
クルトは下がりながらパンチを出そうとするが、コーナーに追い詰められると、一度はブレイクが入るが、再びクルトを追いかけるサップ。しかし、サップのパンチをディフェンスしたクルトは、ロープに詰まりながら左ヒザをボディに突き上げる。
と、この一発で、マットに沈み、立ち上がらないサップを見て、自陣からはタオルが投げ入れられた。地元のクルトが90秒余りで勝利を挙げるも、観客もこのボディへのヒザ一発での戦意喪失となったサップに口笛を吹き、不満を露わにした。
クルトの現状の力量すら測れない一戦、サップは戦う度にその商品価値を下げていくようだ。