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【PFL2022#09】これが地元パワーか。ウェードにフルマーク勝利、ラウネーンが決勝でジェンキンスと!!

<フェザー級準決勝/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
クリス・ウェード(米国)

左ミドルを蹴るウェードが、左の蹴りを続ける。ラウネーンはワンツーで前進、ウェードが組んでクリンチ&ヒザを繰り出す。ラウネーンが回って離れると、スイッチを織り交ぜて左ジャブ、右フックを繰り出す。ここでウェードの左ハイがヒット、組んだラウネーンは引き込むように下になる。

クローズドガードのラウネーンに対し、ウェードはガードのなかで細かいパンチを打っていく。蹴り上げからスタンドに戻ったラウネーンは、打撃の間合いに戻ると左、そして右をヒットさせる。ウェードはシングルレッグから、ダブルに移行してケージへ。さらにシングル、ダブルを仕掛けるがラウネーンはケージを背負って耐える。離れたウェードは左カーフで姿勢を乱す。カーフを続けるラウネーンが後ろ回し蹴りへ。最後にシングルレッグを狙ったラウネーンだが、首を抱えたウェードは倒れずタイムに。

2R、ジャブを決めたラウネーン。さらに右ひざをボディに入れて、右ストレートを伸ばす。左ハイをダックでかわされ、カーフを効かされたウェードは右を被弾する。構えを変えたウェードはジャブを受ける。ジャブからワンツーを入れたラウネーンは、組まれても逆にケージに押し込んですぐに離れる。

ラウネーンは左ボディを決めるなど、完全に流れを掴む。手が出ず、カーフを効かされる厳しい展開にウェードは右ハイを蹴らながら足をキャッチしにいく。抜いたラウネーンはカーフ、ワンツーで左フックを決める。左ローを入れたウェードは左ミドルハイで上体を上げさせられ、アゴにパンチを打たれる。そしてカーフを蹴るラウネーンが、この回を完全に取った。

ラウンドは取り合っている状況だろうが、圧倒的にラウネーンに勢いがあるなかで最後の5分が始まる。打撃戦からクリンチにアッパーを連打したウェード。続いてテイクダウンのフェイクを織り交ぜ、ジャブを当てる。ラウネーンは左に右フックを合わせる。足に来たようにも見えたウェードは、ここで回るように。ラウネーンはカーフ、ワンツーのフックを決める。

ウェードが構えを変えると、そこに合わせてスイッチするラウネーンはジャブを入れる。組んでケージに押し込まれても、すぐに離れたラウネーンの左ジャブを受けると、右ストレートを返す。両者、やや疲れて手数が落ちる中ラウネーンがスピニングバックキックで上手く印象点を稼ぐ。最後の1分、足を使いつつ組まれても体を入れ替えたラウネーンがケージにウェードを押し込んで時間を使う。このまま時間となり、ラウネーンが両手を大きく広げた。

結果、初回も取っていたラウネーンがフルマークでウェードを下し、ファイナルでバッバ・ジェンキンスと対戦することとなった。


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