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【DEEP103】ラウンド序盤にTDされても後半は全局面で支配した杉山廣平が駒杵嵩大にフルマークの判定勝ち

<フライ級/5分2R>
杉山廣平(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
駒杵嵩大(日本)

ともにオーソドックス、駒杵が距離を詰めて組み付き、杉山をケージに押し込む。さらに駒杵が払い腰で杉山に背中を着かせるが、杉山もすぐに立ち上がる。ケージに押し込まれながら離れた杉山は、右ストレートを繰り出す。これをかわした駒杵がダブルレッグを狙うもテイクダウンできず。スタンドに戻ると、杉山のパンチを連打でもらってしまう。

ケージ中央で杉山は左ジャブを放つ。駒杵はダブルレッグでテイクダウンし、サイドから杉山の右腕を取り、反転する相手をセンタク挟みで捕らえる。ブリッジした杉山のサイドに移行した駒杵、杉山は亀になりながら立ち上がり、試合は再びスタンドへ。駒杵は組み付いて杉山をケージに押し込むが、杉山の右ワキを抜けバックを狙いつつ、駒杵のバックを狙う杉山。いったん離れた両者だが、ケージ際の攻防に戻ると、駒杵がヒジ打ちを放つ。

しかし差し合いの中でバックに回った杉山がグラウンドに持ち込んだ。バックマウントを狙った杉山に対し、駒杵は立ち上がり、ケージ際での攻防でファーストラウンドが終わった。

最終回、杉山がローと右ストレート。駒杵も左ローを返しながら、杉山の左足にシングルレッグを仕掛け、テイクダウンに成功する。ハーフガードの杉山からマウントを奪った駒杵は、さらに腕を相手の首に回しながらバックを狙う。4の字ロックで固定されていた杉山だが、反転してポジションを入れ替えた。頭をつけてパスを狙う杉山が、立ち上がって試合をスタンドに戻す。

ケージ中央で打ち合う両者、パンチのヒット率は杉山のほうが上か。ここで駒杵が組み付くも、反対にテイクダウンを奪ったのは杉山だ。駒杵はブリッジで回避しようとするも、杉山は相手の動きに合わせてマウント→バックへと回る。そして4の字ロックからRNCを狙った杉山、これが極まらないを右のパンチを落としていく。マウントに戻って、パウンドを連打する杉山。さらに右ヒジを叩きつける。ラウンド終了まで杉山がパンチと鉄槌を落とし続けた。

判定はジャッジ3者とも20-18で杉山の勝利を支持した。


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