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【TUF9】ライトはUK戦 ウェルターはジョンソン×ウィルクス

2009.06.19

(C) ZUFFA20日(土・現地時間)にラスベガスのザ・パールで行われるTUFシーズン9『Team US vs Team UK FINALE』がラスベガスのパールで開催される。17日(水・同)のSpikeTVにおけるTUF第12週の終了を待って、最終ラインナップが発表された。

【写真】南カリフォルニア在住の英国人ジェイムス・ウィルクス、発音もブリティッシュ・イングリッシュではなくなった彼が、ウェルター級決勝でダマルケス・ジョンソンと戦う (C) ZUFFA

TUFシーズン9ウェルター級決勝は、チームUSAからダマルケス・ジョンソン、チームUKからジェイムス・ウィルクスが勝ち残り、3年6桁契約をかけて最終決戦を戦う。

毒舌のダマルケスに、良い奴ウィルクス。チームUKながら、長らく南カリフォルニアを拠点に活動していたウィルクスに対し、「あいつは米国人でも、ブリッツじゃねぇ」と非難したこともあったダマルケス。ダマルケスの言葉通り、TUF収録後もエリック・パーソン率いるコンバット・シュートレスリングのジムで調整を続けたウィルクス、シーズン中はヒザ蹴りに冴えを見せていたが、はたして大勝負で決めることができるか。


また、決勝戦が明らかになったとともに、アンダーカードには2試合のTUFシーズン9対決が組まれた。UFC正式デビューを果たすのはウェルター級ではチームUK:ニック・オシベチェックと、チームUSA:フランク・レスター。ともに準決勝敗退となった選手同士の対戦だが、ここではレスターに注目したい。

生き残りマッチ初戦のウィルクスのヒザ蹴りで、歯を4本折り敗退したレスターだったが、シーズン中にジェイソン・ピアスの脱落を受け、満身創痍の状態でデイヴィッド・フォルクナーとの敗者復活戦に勝利。しかし、最終週に中継された準決勝、ウィルクスとのリベンジ戦で打撃の連打の前に返り討ちにあってしまった。「34日間で4試合――戦った」とタフなホーム生活を振り返ったレスターが、その甲斐ありフィナーレ大会出場が決まった。

もう一つのシーズン9対決は、同じチームUSAから準決勝敗退のジェイソン・デントとキャメロン・ダラーの対戦に。チーム内が分裂状態のときに、まとめようとしたデントと個人の戦いを主張し、そりが合わなかったライト級のチームメイト対決がオープニングで用意された。

■対戦予定カードは下記の通り

<ライト級/5分3R>
ディエゴ・サンチェス(米国)
クレイ・グイダ(米国)

<TUF9ウェルター級決勝戦/5分3R>
ジェイムス・ウィルクス(英国)
ダマルケス・ジョンソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ケビン・バーンズ(米国)
クリス・ライトル(米国)

<TUF9ライト級決勝戦/5分3R>
ロス・ピアソン(英国)
アンドレ・ウィナー(英国)

<ライト級/5分3R>
ジョー・スティーブンソン(米国)
ネイト・ディアズ(米国)

<ライト級/5分3R>
グレイソン・チバウ(ブラジル)
メルヴィン・ギラード(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブラッド・ブラックバーン(米国)
エドガー・ガルシア(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マイク・シエスノレビッチ(米国)
トーマツ・デューエル(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
フランク・レスター(米国)
ニック・オシベチェック(英国)

<ライト級/5分3R>
ジェイソン・デント(米国)
キャメロン・ダラー(米国)

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