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【ADWP2017】重量級3階級、94キロ級にシャンジ・ヒベイロ。110キロ級のロは欠場、84キロのキーナンは??

Xange【写真】自らの柔術観に説得力を持たせるためにシャンジは試合出場を続けている (C)MMAPLANET

18日(現地時間・火)から22日(同・土)にかけて、アラブ首長国連邦アブダビのザイード・スポーツシティ内のIPICアリーナにて、アブダビ・ワールド・プロフェッショナル柔術チャンピオンシップ2017が開催されている。


プレビュー最終回は、男子黒帯重量3階級の見どころを紹介したい。

【85キロ以下級】
ブラジル人1位として本戦出場枠を持っているのは、地元UAEに拠を置くマルコス・コスタ(UAEJJ)。しかし真の本命は、2位枠をめぐるブラジル予選のエントリーリストに名前のあるクラウジオ・カラザンス(アトス)だろう。昨年の本大会にて、怪物レアンドロ・ロと紙一重の勝負を繰り広げた末に準優勝したカラザンスは、今年に入ってロやオターヴィオ・ソウザといった超強豪に惜敗しているものの、寝てよし立って良しのその実力に翳りは見られない。さらにアトスからは、ノーギ・ワールズを2連覇中にして、今年のパン大会でも準優勝を飾ったパワーファイター、ハルクことルーカス・バルボーザも予選にエントリー。こちらも有力候補だ。

同エントリーリストには、先日のジャパニーズ・ナショナルズでキーナン・コーネリアスに敗れたものの好勝負を繰り広げたマルキーニョスことマルコス・ソウザ(ボンサイ・ジャパン)の名もある。13年以来の優勝に期待したい。

【94キロ以下級】
ブラジル人本戦出場枠を持つのは、世界選手権を5度制したシャンジ・ヒベイロ(ヒベイロJJ)。一昨年、実に7年ぶりに世界柔術を制して健在ぶりを示したレジェンドは、今年に入ってもガブリエル・アルジェスやジャクソン・ソウザを下すなど、その実力に衰えは見られない。

そして2位枠を賭けたブラジル人予選には、昨年の無差別級王者にして、世界最高峰のスイープの使い手フィリッピ・ペナ(グレイシーバッハ)の名前が。ペナは昨年、東京とリオのグランドスラム大会においてシャンジと当たり、いずれもポイント勝利をしている。柔術というアートを極めた両者の試合は、何度でも見てみたいところだ。

また本戦のアメリカ人枠には、ワームガードを開発した独創性の天才キーナン・コーネリアス(アトス)の名前もある。参戦すれば当然大注目だが、コーネリアスはつい先日のジャパニーズ・ナショナルズに出場。階級別ではマルコス・ソウザに快勝して力を見せつけたものの、無差別級におけるレアンドロ・クサノ戦で膝を負傷。参加が危ぶまれているところだ。

さらに本戦のポーランド枠には、昨年に黒帯を取得したアダム・ワーディンスキの名前も。今年に入ってモハメッド・アリーやイゴール・シウバら重量級強豪を倒している新星の活躍も期待したい。

【110キロ以下級】
ブラジル人1位本戦出場枠を持つのは、昨年の同大会無差別級で準優勝したホセ・ジュニオール(UAEJJ)。あまりアスリートらしくないアンコ型の体格から繰り出す高度なハーフガードゲームは、柔術の奥深さを感じさせる。

前日予選のエントリーリストに名前のあったレアンドロ・ロ(ブラザーフッド)はヒザに違和感があり出場を取りやめ。予選本命はエルベース・サントス(アルメイダ柔術)に。パン大会にて、元チームメイトのモハメッド・アリーとの流血の大激戦を制したことが記憶に新しいサントスもまた、その後順調に勝ち星を重ねている。

さらにこの最重量級の予選枠には、昨年のノーギ・ワールズ準優勝のグスタヴォ・ディアズ(ヒベイロ柔術)の名前も見られる。

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