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【PJJC2017】嶋田裕太が、ジョアオ・ミヤオ戦を自己解析 「ワームガードと50/50の攻防に……」

Joao Miyao【写真】世界の頂点にあるジョア・ミヤオ。ムンジではパウロが、嶋田の最大の目標となるはずだ (C)IBJJF

パン柔術に黒帯として初めて出場を果たした嶋田裕太。MMPLANETにパンを振り返り、ブラジル――サンパウロ・アリアンシでの出稽古の意味、そして意義を伝えてくれた。


その嶋田が帰国直前(※3月31日早朝・日本時間)に、改めてパン2回戦で戦ったジョアオ・ミヤオ戦(※0‐6で敗北)について詳細を語ってくれた。

嶋田裕太
「ジョアオ・ミヤオとは、2012年のアジア選手権ぶりの対戦でした。あの時はポイント2-4で敗れたのですが、点差以上に実力は離れていると感じました。

ボトムからベリンボロ狙いのジョアオに対し、当時の僕は十分に対策を練れておらず、とにかく強いベースで尻餅をマットにつかないことだけを意識して戦いました。しかし、デラヒーバガードのセットアップが強すぎて、まったく立っていることができませんでした。

この感覚は、その後もアイザック・ドーダライン、マイキー・ムスメシとの試合でも味わうことになります。トップ選手はスイープ以前に、ガード自体が強烈です。

ジョアオにいとも簡単にバランスを崩され、ベリンボロを仕掛けられます。ここで一応カウンターとして考えていたXガードで対処し、テイクバックまでは防ぐもののスイープを献上してしまいました。

その後ジョアオのミスでたまたまスイープに成功し同点に追い付くのですが、また最初と同じようにデラヒーバガードを作られ、バランスを維持できずに再びスイープを食らいます。

こうして、自分のやりたいことは一切出せずに負けました。

今回は6-0と2012年よりも点差は開いてしまいましたが、力の差は縮まっている実感はあります。

それは、デラヒーバガードの形になってもバランスをキープできたこと、アームドラッグでシートベルトクラッチをするところまで背後に回れたこと、場外になってしまったのですが完全にテイクダウンできたこと、などが理由です。

すべて日頃から意識して練習してきたことを、ジョアオ相手に発揮できました。ただし、得意技をことごとくノーポイントで防がれてしまったように、完敗とも言えます。

一応、これまでやってきたことが多少は通用することが分かったので、完璧に成功させるために、精度を高める作業が必要だと思います。

また、デラヒーバとベリンボロを防ぐことはできましたが、今回はワームガードと50/50の攻防についていけずポイントを重ねられてしまいました。得意分野を伸ばすだけでなく、苦手分野の克服も怠りません。

やることはつきませんが、限りある時間を有効に使って、必ずもっと強くなってみせます。

最後に、このような大きな経験値を与えてくれた、応援していただいたすべての方々に、感謝の気持ちを伝えたいです。

期待に応えられず、なかなか祝勝会を開けないでいますが、開催の日は着実に近付いていると思います。その日まで引き続き応援してもらえるように今後もがんばります。

この度は誠にありがとうございました!」

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