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【UFN34】UFC亜細亜シリーズ開幕?! 残る1試合は……

2013.11.27

UFN34

【写真】上段左からウィル・チョープ、バン・テヒョン、ダスティン・キムラとジョン・デロス・レジェス。ちなみにキムラの左で見切っているのが、マックス・ホロウェイ (C)MMAPLANET,TAKUMI NAKAMURA&Moozin

来年1月4日(土・現地時間)、シンガポールのマリナベイ・サンズで開始されるUFC Fight Night34「Ellenberger vs Saffiedine」。日本から川尻達也、菊野克紀、ストラッサー起一、清水俊一が出場する同大会の追加カードが続々とUFC NEWSからツイートされた。

UFC出場組ではハワイのグレイシーテクニック所属のマックス・ホロウェイ&ダスティン・キムラが、フィリピン在住の米国人ウィル・チョープ&ジョン・デロス・レジェスのPXC組と対戦。そして、ハン・スーハン改めバン・テヒョンがウィーン在住のロシアン=マイルベク・タイスモフと対戦するライト級マッチ、さらにバンタム級のロイストン・ウィー×デヴィッド・ガレラというカードが決まった。

ホロウェイの相手ウィル・チョープは公称193センチ、世界で一番長身のフェザー級ファイターという触れ込みの選手で、10月のPXC40で日本のタクミに勝利している。上背があるだけでなく当然リーチも長いチョープは、どちらかというとパンチではその長いリーチが仇となり懐に入られるシーンも見られた。ホロウェイとしては、UFCに多いアウトレンジでの間合いのコントロールでなく、思い切り踏み込むことが活路を見出すだろう。ただし、気をつけないといけないのは首相撲の展開だ。ケージに押し込んでも、首を固定されヒザをボディに食らうと、かなり削られてしまうので、これまでになく出入りの激しさが求められる。

キムラの相手レジェスはMMA戦績7勝2敗、その2敗はカイル・アグオンとラッセル・ドーンという田中路教に敗れているファイターだ。バン・テヒョンは6月のTOP FCで兵役から戻り2年8カ月振りの試合でファン・ジュドンに勝利したのみ。11月のPXC41でフランク・カマチョ戦がカマチョの減量失敗で流れており、この勝者がUFC行きという形でPXCとズッファで話し合いがもたれていたかもしれない。

シンガポールのウィーは2勝0敗、フィリピンのガレアはチーム・ラカイ所属で5勝0敗と明らかにアジア要員といえる登用だ。UFCではブラジル、アジア、欧州シリーズという新たなプラットフォームを軸に北米=ナンバーシリーズもしくは FOXへと続くピラミッドを構築していく模様だが、ご存じのようにアジアはまだまだMMAの歴史が浅い国が多く、実力的には日本と韓国が抜きんでている。そのなかで日本勢と韓国勢ばかりを登用するわけにはいかず、ウィーやガレアのようなファイターも必要となってくるのだろう。

これで決定カードは9試合だが、もう1試合にはイヴォルブMMA所属のブラジル人ファイター、レアンドロ・イッサの出場がほぼ確定的だ。イッサは12月6日のOFCマニラ大会で岡嵜康悦と対戦が決っていたが、これをキャンセルし岡嵜はジウベルト・バーンズ・ドゥリーニョの実弟エウベウト・バーンズと戦うという情報もある。またイッサが出場した場合の対戦相手だが、ガレラの同門でフライ級で戦ってきたロルダン・サンチャアンがUFCと契約したという話もあり、イッサ×サンチャアンが組まれる可能性もありそうだ。

いずれにせよ、メイン出場ジェイク・エレンバーガーとタレック・サフィジーヌ以外に太平洋を越えて参戦するファイターは、川尻の対戦相手ハクラン・ディアズと菊野と戦うクイーン・マルハーンのみ。今後、日本人ファイターがUFCを目指す際には、アジア要員から如何に北米に進出していくかというプランニングも必要になってくるだろう。

■ UFN34 「Ellenberger vs Saffiedine」対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
ジェイク・エレンバーガー(米国/5位)
タレック・サフィジーヌ(ベルギー)

<フェザー級/5分3R>
川尻達也(日本)
ハクラン・ディアズ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
イム・ヒョンギュ(韓国)
ストラッサー起一(日本)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
清水俊一(日本)

<ライト級/5分3R>
菊野克紀(日本)
クイーン・マルハーン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ダスティン・キムラ(米国)
ジョン・デロス・レジェス(グアム/米国)

<ライト級/5分3R>
マイルベク・タイスモフ(オーストリア)
バン・テヒョン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ウィル・チョープ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ロイストン・ウィー(シンガポール)
デヴィッド・ガレラ(フィリピン)

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