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【HEAT38】キム・キュソンとフライ級王座決定戦で戦う春日井健士<01>「最後は自分を信じるしかない」

takeshi-kasugai【写真】3月のHEAT37で奪取したバンタム級のベルトを返上し、新設されたフライ級の王座を狙う春日井(C)MMAPLANET

25日(日)、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT38のHEAT総合ルール・フライ級王座決定戦でキム・キュソンと対戦する春日井健士。

今回は新設されたフライ級の王座を決める戦いであり、バンタム級で王座戴冠歴がある春日井にとっては2階級制覇を賭けた戦いでもある。さらに春日井はVTJで対戦した扇久保博正のTUF出場に刺激を受け、HEAT&パンクラスの2冠達成とUFC出撃の野望を語った。


――HEAT38のHEAT総合ルール・フライ級王座決定戦でキム・キュソンと対戦する春日井健士選手です。今回は新設されたフライ級の王座決定戦に臨むことになりましたが、今の練習の状況やコンディションはいかがですか。

「大きい怪我もなく順調に仕上がっています。今回は対戦相手が身長の高い選手なので、それに見合った相手を探して、週1でボクシングをやらせてもらったり、対策もしっかり出来ています」

――対戦相手のキュソンにはどんな印象を持っていますか。

「映像を幾つか見たんですけど、打撃は鋭くて綺麗ですね。組み技に関しては、フィジカル系で寝かされても立ち上がるタイプではなくて、下からの腕十字や三角絞めなどが上手いタイプだと思います。

気をつけるところは気をつけつつ、あまり対策や作戦にとらわれ過ぎず、自由に試合をしたいと思います」

――春日井選手も現在4連勝中ですが、手応えを感じている部分はどこですか。

「そうですね……(しばらく考えて)……それがですね、自分でも伸びているかどうか不安なんですよ(苦笑)。進化しているのか止まっているのか。それが自分でも分からなくて。でも身体は動くしスタミナには自信があるので、試合までには自信をつけるように練習を続けています」

――試合で結果が出ていれば、それが選手としては自信につながるものだと思うのですが、春日井選手はそうではないのですか。

「僕の場合は連勝していても『今までは運が良かったんじゃないか?』と思ってしまうタイプなんです。確かに試合はその時の運やコンディションが影響するものだと思うんですけど、僕はすごく緊張してしまうので、良い結果を出したとしても次もいい動きが出来るだろうか…と思って不安になってしまいます(苦笑)」

――例えばそれは試合で結果を出していても、練習で強い相手に追い込まれると「自分はまだまだ」と思ってしまうことも、その要因なのでしょうか。

「それはあるかもしれませんね。練習でも練習仲間を圧倒することは難しいと思うし、それが仮にプロの戦績で自分よりも少ない選手が相手だったりすると、どうしても不安になってしまいます。

実は今そんな感じなんですよ。でも徐々に(練習で)ペースを掴んできて、いい方向に進んでいると思うんですけど、次の相手も侮れない選手なので油断は出来ないですね」

――今の練習環境は志村道場をメインに出稽古をプラスしている形ですか。

「そうですね。基本的に1日2回の二部練習で志村道場が6、ALIVEさんが4という割合で練習させてもらっています。あとは最初にお話したように週1ペースでボクシングジムに行かせてもらって、そこで身長が高い相手と練習しています」

――なるほど。確かに春日井選手の練習の場で、トレーニングパートナーを圧倒するのは難しいですね。

「はい(苦笑)。同門の祖根(寿麻)さんもパワーがあるし、ALIVEはみなさんもご存知の通り強い選手ばかりなので、上手くいったりいかなかったりの連続です。でもそういう環境で練習を重ねて試合に向けて自信を作っていくしかないと思っていますし、逆にそれが僕の強みだとも思っています。

結局のところ最後は自分を信じるしかないので、今回も試合までに練習で自信をつけて、自信を持って戦うだけ。しかもキュソンはフライ級では長身で、そういう相手に勝てば経験値も上がるし、自分の自信にもつながると思います」

<この項、続く>

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