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【WEC32】初登場の高谷&前田、対戦相手はタフ戦士

2008.01.17

 (C) ZUFFA15日(火・現地時間)、ズッファのセカンドプロモーション=ワールド・エクストリーム・ファイティング(WEC)より、2月13日に行われるWEC32の全ラインナップが発表され、日本から参戦する高谷裕之と前田吉朗の対戦相手が明らかになった。

【写真】喧嘩番長のWECデビュー戦の相手は、殴り合い上等=ガルシア (C) ZUFFA

ニューメキシコ州アルバカーキー郊外のサンタアナ・スターカジノ内になるサンタアナ・スターセンターで行われる当大会は、WEC世界ウェルター級選手権試合カーロス・コンディット×カルロ・プラター、ライト級選手権試合ロブ・マックロー×ジェイミー・バーナー、バンタム級選手権試合チェイス・ヴィービ×ミゲール・トーレスの3大世界選手権がラインアップされている。


そんな当大会に日本から日本を代表する軽量級ファイターの高谷と前田が参戦、それぞれがレオナルド・ガルシア、チャーリー・ヴァレンシアというタフな対戦相手が待ち受けている。

「一度たりとも退屈な試合をしたことがない――、ストリートファイト・バンチョー」と紹介された高谷。そのアグレッシブなスタンドファイトに高評価を得ているようだが、対戦相手のレオナルド・ガルシアも殴り合いでは一歩も引かないファイターだ。昨年4月にUFCデビューを果たし、ロジャー・フエルタと3Rに渡り打ち合いを続け、判定で敗れたにも関わらず高評価を得た。その後、6月にUFC初勝利を挙げたが、9月にTUF出身のスター選手コール・ミラーに敗れ、フェザー級に戻ることを決め、WEC転向を果たした。

HERO’Sミドル級(米国ではライト級に当たる)に参戦し、JZカルバンやアンドレ・ジダとの敗北で、修斗時代と同じフェザー級(修斗ではライト級)へ戻ることを決めた高谷と非常に似たキャリアを重ねてきた。

倒れずに殴り合って勝つ――、このスタイルで勝利を重ねてきた高谷だが、瞬発力+パワーで勝る北米勢に通じるのか。オープンフィンガー・グローブでの殴り合いはとてもリスキーだ。現に修斗公式戦でアントニオ・カルバーリョ戦、ギルバート・メレンデス戦でダウンを決している高谷。ダウン制度のない北米では、一発が命取りになるが、だからこそ高谷の喧嘩スタイルは、米国のファンの熱狂させる違いない。と同時に勝利を掴み、修斗時代に幻に終わったジェンス・パルヴァー戦や、王者ユライア・フェイバー戦をぜひとも実現させてもらいたい。

一方、前田の対戦相手ヴァレンシアは、ガルシアに勝るとも劣らない強豪だ。レスリング+ボクシングの典型的な北米スタイルの持ち主で、フィジカルが強いファイター特有の軸の強さを持つ。ただし、この試合はバンタム級(61.2kg)契約、これまで肉体的ハンディの大きな試合が続いた前田にとって、ヴァレンシアの圧力がどれほどなのか。この辺りが勝負の鍵を握っていそうだ。

その他のアンダーカードにも、フェザー級のトップコンテンダーであるマーク・ホーミニックとチャンス・ファルラーの復帰戦、バンタム級マニー・タピア×アントニオ・バヌエロスなど、今後のWEC戦績を占う上で見逃せないマッチアップが揃っている。

■WEC32ラインナップ

◆WEC世界ウェルター級選手権試合
王者 カーロス・コンディット
× 挑戦者 カルロ・プラター

◆WEC世界ライト級選手権試合
王者 ロブ・マックロー
× 挑戦者 ジェイミー・バーナー

◆WEC世界バンタム級選手権試合
王者 チェイス・ヴィービ
× 挑戦者 ミゲール・トーレス

◆バンタム級
マニー・タピア
× アントニオ・バヌエロス

◆フェザー級
スコット・ヨルゲンセン
× ジェシー・モーレン

◆バンタム級
チャーリー・ヴァレンシア
× 前田吉朗

◆フェザー級
高谷裕之
× レオナルド・ガルシア

◆フェザー級
ミカ・ミラー
× チャンス・ファルラー

◆バンタム級
デル・ホーキンス
× コティ・ウィーラー

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