この星の格闘技を追いかける

【on this day in】5月20日──2012年

20 05 12【写真】どこからどう見ても普通のMMAにしか見えない光景だが…… (C)ESTHER LIM

Combat Jiu-Jitsu
@カリフォルニア州ロサンゼルス、クラブ・ノキア
「10thプラネット柔術所属のエリック・クルーズという選手がKINGS MMAのクリス・ゴンザレスなる選手を相手に引き込み、そこからシングルレッグの態勢で立ち上がった。ボディロックに移行し、バックに回り込んで寝技に戻ったクルーズがRNCで一本勝ちした。この写真を見て、試合展開の記述を一読した方は、どうしたってこの試合は普通のMMAとしか思えないだろう。ひょっとして、コア過ぎる人なら、RNCを仕掛けられた方の選手がラッシュガードを着用していることで、CAMO=カリフォルニア州アマチュアMMA連盟の試合だと指摘するかもしれない。惜しい、ラッシュが公式ユニフォームとは違っている。ただし、アマチュアであることは間違いない。スタンドは組み技のみ、グラウンドではパウンドが許されたコンバット柔術なる戦い。発案者はあのエディ・ブラボー。2012年3月にアスレチックコミッションのサクションを受け、新競技として認定された。そして3年前、クラブ・ノキアで開催されたアマMMA大会のなかで、1試合だけの初お目見えとなった。MMAでは動きを止めるクローズドガードしか見られないという観点で、10分×1Rのプロ・コンバット柔術大会開催の意向を持っていたエディだが、コミッションからは3分×3Rのアマチュアでしか認可を受けることができなかった。そして、『卓越したガードワークの持ち主が、パウンド有りのなかで華麗なガードワークを魅せる』という壮大な野望も陽の目を見ることもなかった……。発案者であり、発起人でありながら『俺はコンバット柔術の指導はしない。ラバーガードを取っていれば殴られないんだから』と言ってのけてしまうエディ。物凄く実行力があり、かつ純粋に格闘技を追いかける夢追い人だ」

on this day in──記者生活20年を終えた当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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