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【BFC51】バンタム級Tはレスリング王者×ブラジリアン

2011.09.23

Alexis Vila24日(土・現地時間)にオハイオ州カントン・メモリアルシビックセンターでは、BFC51シーズン5バンタム級トーナメントがスタートする。既にウェルター級、ミドル級で開始した今シーズンのトーナメントだが、次週から始まるヘビー級も含め、バンタム級には、前評判が最も高いメンバーが集まっている。

【写真】ミシガン州立大でグレイ・メイナードやラシャド・エヴァンズも指導したことがあるアレックス・ヴィラ。出場選手8名のなかで、体格的には一番小さいが、スピードはトップか? (C) KEITH MILLS

実力伯仲、ネームバリューも高いファイターが揃った同トーナメント。レスリング界の強豪対決、ジョー・ウォーレンとアレックス・ヴィラ、準々決勝で顔を合わせる両者がトーナメント本命と目されている。

2006年広州で行われたレスリング世界選手権グレコローマン60キロ級優勝のジョー・ウォーレン。その世界大会では93年のトロント、94年のイスタンブールと、フリースタイル48キロ級で金メダルを獲得し、96年のアトランタ五輪で銅メダルを首にしているヴィラだ。


レスリングの実績ではヴィラがウォーレンを上回るものの、キューバから米国に亡命しレスリングコーチを務めるようになってから、MMAデビューまで11年、現在40歳という年齢が気にならないといえばウソになるだろう。

それでも、ヴィラのMMA戦績は過去4年で9連勝、フライ級で戦ってきたためビッグネームとの対戦はないが、判定勝ちは1試合だけというフィニッシュ力を誇る。ウォーレンはMMA初陣がDREAMというビッグステージで、その後はBFCで戦っているだけあって、キャリア7勝1敗ながら、対戦相手の顔触れが違う。

Warren【写真】打撃戦にトライし打ち込まれ、関節技にはあわやというところで踏みとどまってきたウォーレン、MMA界のダイハードだ(C) KEITH MILLS

チェイス・ビービ、山本KID徳郁、ビビアーノ・フェルナンデス、パトリシオ・フレイレ、ジョー・ソト、マルコ・ロウロと早々の顔触れと対戦してきた。

アグレッシブ過ぎて、ピンチに陥ることも少なくないウォーレンだが、回復力に優れ、また2R、3Rにテイクダウンを前面に打ち出し、堅実な戦い方もできる。強い気持ちを持つウォーレンが、フェザー級からナチュラルウェイトに近いバンタム級に戻してきたことで、これまで体格の大きなファイターと戦ってきた経験も生きそうだ。

ウォーレンに過去敗れているビービ&ロウロ、共にウォーレンへの雪辱を期すが、それまでには2試合勝ち上がる必要がある。ロウロがリング時代のMMAのように巧みにバックをつくことができれば、優勝候補の対抗馬に挙げられるだろう。

Noqueira【写真】荒さと伸び、二つの特徴を持つ打撃を主武器に戦うルイス・ノゲイラだが、根っこの部分はルタリーブリ、ギロチンや首系の技も得意とする(C) KEITH MILLS

ロウロと同門のドゥドゥ・ダンタス。ダンタスの初戦の対戦相手、ウィルソン・ヘイス、さらにルイス・ノゲイラと4人のブラジル人ファイターが同トーナメントに出場するが、ノゲイラのみヘナヴァソン・ファイトチーム所属、ルタリーブリのファイターだ。

修斗ブラジルでダンタスに敗れているが、その後は7連勝中で、同日、日本で試合をするダンタスと同じノヴァウニオンのホドルフォ・マルケスに勝利している実力者だ。レスリング勢×ブラジル勢がトーナメントの主流、エド・ウェストとビービは初戦突破が最大の難関となってくる。

■BFC51バンタム級トーナメント対戦カード

<バンタム級トーナメント準々決勝/5分3R>
ジョー・ウォーレン(米国)
アレクシス・ヴィラ(キューバ)

<バンタム級トーナメント準々決勝/5分3R>
ウィルソン・ヘイス(ブラジル)
エドゥアウド・ダンタス(ブラジル)

<バンタム級トーナメント準々決勝/5分3R>
エド・ウェスト(米国)
ルイス・ノゲイラ(ブラジル)

<バンタム級トーナメント準々決勝/5分3R>
チェイス・ビービ(米国)
マルコ・ロウロ(ブラジル)

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