【CJJW2020】全試合、一本勝ち。トム・ヘルピンがコンバット柔術世界フェザー級チャンピオンに!!
<フェザー級T決勝/10分1R>
トム・ヘルピン(アイルランド)
Def.1R1分01秒by ヒールフック
ケビン・バーブリック(米国)
ヘルピンがまず座ってデラヒーバへ。バーブリックが掌底を落とすが、ロールしながらヘルピンがヒールを仕掛ける。上体を起こして掌底を打つバーブリックが、内ヒールにタップ。
1回戦でシェリダン・モランを内ヒール、準々決勝で所英男をRNC、準決勝で今成、そして決勝もヒールで一本勝ちしたヘルピンがコンバット柔術ワールド2020を完全制覇した。
「勝利の鍵はアップダウンの多かった去年に多くを学んだこと。シリアスに多くの人から学び、ハードトレーニングをしたことで自信をつけることができたから、今日は結果が残せた。掌底を使うことなく勝ちたかったんだ。僕の柔術はコンバット柔術、サブミッションで勝つ。それが究極のコンバットだから。掌で100回、顔を叩かれても極める。バックに回ったり、足を取ったり、何かしらの手段で仕留める。それが本当のコンバット柔術だよ。必死で練習して、誰だろうが極める。以上!!」とヘルピンは語った。
昨年のADCC欧州トライアルウィナーで、2016年には茶帯のヨーロピアン・ノーギ優勝──ホベルト・サイボーグの黒帯の今後に注目だ。