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【LFA80】どこまでもタフなマリスカルをヒザ蹴りとエルボーで、ガルシアJrが仕留めるも……

<147.4ポンド契約/5分3R>
スティーブ・ガルシアJr(米国)
Def.2R2分27秒by TKO
ホセ・マリスカル(米国)

ガルシアの計量失敗でキャッチウェイト戦となったメインイベント。開始早々、左を当ててダウンを奪ったガルシア。マリスカルはマウントを取られながらスクランブルに持ち込むと、パンチを被弾しながらクリンチでケージに押し込んでいく。離れたガルシアは左フックを当て、後ろ回し蹴りを顔面に蹴りこむも、マリスカルは同時にローを決め軸足払いに成功する。マリスカルはなんと足関節を仕掛け、ガルシアは上を取り返すと背中を向けたマリスカルに対し両足をフックする。

胸を合わせようとしたマリスカルは、ガルシアの前方に落としスタンドに戻った。ここでもマリスカルは左をもらい動きが止まりそうになりながら、組まれるとボディロックから浮かしてバックに回る。ガルシアは胸を合わせるが、払い腰で投げられスクランブルで再びバックを許す。後方からパンチを入れながらマリスカルはラウンド終了を迎えた。

2R、ローを蹴られながら左を伸ばすガルシアは、左ボディに続き左フック、さらにヒザを突き上げる。異常なタフネス振りを発揮するマリスカルが、スピニングバックエルボーで反撃に移り、ケージにガルシアを押し込む。離れたガルシアはパンチを入れ、ヒザ蹴りをキャッチしに掛かりバランスを崩したマリスカルにエルボーを落とす。パウンドを纏められながら立ち上がったマリスカルだが、ヒザ蹴りからエルボーを受けるとレフェリーが試合を止めた。

ストップのタイミングと後頭部への攻撃に不満顔のマリスカルに対し、フェザー級とは思えない体躯を誇るガルシアは「彼はタフ、タフ、タフ。一発では倒せないので攻撃を纏め、2Rはコントロールを意識した。ドッグファイトは恐れていない」と語った。


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