＜RIZIN WORLD GP2025フライ級T準決勝／5分3R＞
元谷友貴（日本）
Def.3-0
神龍誠（日本）

いきなりサウスポーの神龍がジャンプして組みつき、元谷に尻餅をつかせてコーナーに押し込む。神龍は元谷の左足にシングルレッグに入る形になり、元谷がコーナーに体を預けて立ち上がると、元谷の体を持ち上げるようにしてテイクダウンする。ここも元谷が背中を見せて立ち上がり、元谷はバックコントロールしながら蹴る。元谷は神龍の腕のクラッチを下げさせて正対する。離れ際に神龍がパンチをまとめる。

元谷が右ミドルと右ストレート、神龍は右のサイドキックとボディストレートを見せる。元谷はインローを蹴り、神龍は左ストレートから右フック、元谷のインローに左ストレートを合わせる。神龍は左を強振して元谷をロープに押し込むが、ここは両者とも離れる。元谷がインロー、神龍は蹴りを受けてもすぐに組んでテイクダウンし、ロープを背負って立ち元谷にヒザ蹴り。

立って離れた元谷もパンチで前に出て右ミドルを蹴る。神龍も左ストレートで前進。元谷の右ミドルと神龍の左ストレートが交錯する。元谷がじりじりと前に出て、神龍が左ストレートから右フック。組んだ元谷が神龍をロープに押し込むが、神龍も離れ際に右フックを狙う。距離が離れると神龍が右フック、スピニングバックフィストを繰り出した。

2R、神龍がステップしてジャブを突く。元谷もジャブとテイクダウンを見せて右のヒザ蹴り。神龍は元谷の右ミドルをキャッチしてテイクダウンを狙うと、元谷が右手を首に巻いてギロチンを狙う。神龍が腰を上げてディフェンスし、元谷の右足を両足で挟む。元谷は腰をずらして左足でフックスイープを狙う。

神龍は挟んでいる元谷を右足を伸ばして、ギロチンを外して立つ。神龍はバックを狙いつつ元谷を寝かせるが、ここは元谷が立ち上がる。神龍がジャブと長めの左アッパー、左ストレート。元谷も右フックを返して左の三日月蹴り、左ストレートから返しの右フックで前に出る。

このまま組んだ元谷がテイクダウンを仕掛け、神龍が後ろ袈裟でトップキープしようとするが、元谷が神龍の後ろに回ってバックへ。元谷は右足を深く入れて四の字フックし、右手を入れてRNCへ。神龍も腕を外してインサイドガードに戻し、元谷はすぐに立ち上がる。神龍は左ストレートを振って前進。元谷もノーガードからの右ストレートで前に出る。

3R、神龍がジャブ・右フックから左の飛びヒザ蹴り、元谷はインローを蹴る。神龍もインローに左ストレートを狙い、右フックを打ち込む。神龍はシングルレッグで飛び込んで元谷に尻餅をつかせる。元谷は横三角の形を作り、神龍は頭を上げて元谷の足を外す。神龍が立ち上がって神龍が組みつくと、元谷が右腕を首に巻いてギロチンへ。ここも神龍が元谷の右足を両足で挟んでトップキープする。

元谷がフルガードに戻すと、神龍も頭を抜いてパスガードを仕掛けてパンチを落とす。元谷は半身になってコーナーに体を預けて、今度は左手を神龍の首に巻いてギロチンを狙う。神龍は元谷の左側に出てサイドポジションで抑え込みつつ、元谷の動きに合わせてバックへ。元谷も立ち上がる。神龍はそのままバックについてグラウンドへ。

元谷が反転して上を取ろうとするが、神龍がトップキープする。神龍は元谷の三角絞め狙いを外して立ち上がり、ジャンプして踏みつけ。神龍が元谷の左足を左足を超えてハーフガードでトップキープしたところで試合終了。5分3R＝ノンストップのMMAは元谷が判定3-0で勝利した。試合後、GP決勝進出を決めた元谷は「神龍選手が強くて課題が見えて、またアメリカに行ってレベルアップしたいと思います。僕が優勝します」と語った。

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