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【PFL2024#01】渡辺華奈がヤングと対戦。PFLレギュラーシーズンはBellator勢が多数派!!

【写真】昨年7月以来となる試合が、ようやく決まった(C)MMAPLANET

11日(月・現地時間)、PFLが2024年シーズン序盤3大会=4月4日(木・同)=テキサス州サンアントニオのボーイング・センター大会、12日(金・同)=ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテル大会、19日(金・同)=イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナ大会の対戦カードを一挙に発表した。
Text by Manabu Takashima

ヘビー級と女子フライ級が初戦が組まれたシーズン開幕戦は、渡辺華奈のPFLデビューが決まり、昨年のPFL Challenger Seriesで本戦契約した元UFCファイターのシェナ・ヤングとの対戦が決まった。


大会メインはヘビー級のアンテ・デリア×ヴァレンティン・モルドフスキー、コメインも同じくヘビー級のデニス・ゴルソフ×リントン・ヴァッセルのPFL × 元Bellatorファイターのマッチアップとなった。

この他、ブルーノ・カッペローザ✖セルゲイ・ビロシチェニもPFL ✖ Bellator対決となったが、タイレル・フォーチュン✖ダニエル・ジェイムス、スティーブ・モウリー×オレッグ・ポポフという残りの2試合はBellator勢同士が激突する。

Bellator勢同士の対戦でいえば女子フライ級のリズ・カモーシェ✖ジュリアナ・ヴェラスケスの両者は過去2度、Bellator世界女子フライ級のベルトを立場を代えて争っており、2度ともカモーシェが勝利している。

今回が3度目、そして初めて3回戦で拳を交えることとなった。この他、女子フライ級は前述した渡辺の初陣=ヤング戦とジェナ・ビショップ✖チェルシー・ハケット戦がBellator × PFLとなっている。

加えてBellatorタイトルコンテンダーのデニス・ホルキンツは、UFCタイトルンコンテンダーからPFLと契約したタイラ・サントスと戦い、今大会唯一のPFL X PFLの顔合わせとなったのは、ダコタ・ディチェバ×リサ・マールディンというカードだ。

PFL2023欧州リーグ王者のディチェバは、PFLが猛プッシュしているファイター。PFL CS経由&本戦で1勝したマールディンとの対戦は、カモーシェとヴェラスケスが潰し合うことと比較すると、余りも厚遇されている。そういう意味では渡辺も初戦では相手に恵まれているといえるだろう。それだけに3PだけでなくボーナスPを稼いでおきたい。

またショーケースバウトではBellatorからフェザー級無敗のルーカス・ブレナンが登場するなど、実に11試合中Bellatorファイターの出場は13人を数え、PFLの7選手を大きく上回り、過半数を超える勢力となる。とはいえPFLはBellatorファイターとの契約を全うする必要があり、PFLはシーズ・ベスト4が再契約されることを考えると、後者が少数派となることは自明の理ともいえる。

先の対抗戦でもPFLを圧倒したBellator勢、PFLによるBellatorの買収はBellator ファイターのPFL侵攻の鏑矢となったかもしれない。

■視聴方法(予定)
4月5日(日・日本時間)
午前6時30分~U-NEXT


■ PFL2024#01対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)

<ヘビー級決勝/5分5R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
リントン・ヴァッセル(英国)

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
ジュリアナ・ヴェラスケス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
ダニエル・ジェイムス(英国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
リサ・マールディン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
セルゲイ・ビロシチェニ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
デニス・キルホルツ(オランダ)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー(米国)
オレッグ・ポポフ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
渡辺華奈(日本)
シェナ・ヤング(米国)

<女子フライ級/5分3R>
チェルシー・ハケット(豪州)
ジェナ・ビショップ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
ディミトレ・アイヴィー(米国)

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