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【UFC106】コスチェック、実力でジョンソンねじ伏せる

2009.11.22

(C) ZUFFA■第9試合 ウェルター級/5分3R
ジョシュ・コスチェック(米国)
Def.2R4分47秒/リアネイキドチョーク
アンソニー・ジョンソン(米国)

【写真】ウェルター級台風の目となりつつあるジョンソンを相手に、反則蹴りでダメージを負いながらもチョークで一蹴したコスチェック (C) ZUFFA

左ジャブを伸ばすジョンソンは、左ローから右前蹴りを続けるが、コスチェックのパンチで再び距離を作り直す。いきなりジョンソンは左ハイを繰り出し、コスチェックは瞬時に右腕でガードを取る。自らは右ボディから顔面を狙い、打撃戦に応じる。左ジャブから左ローを繰り出すジョンソンに、コスチェックは左を踏み込んで放つが、ジョンソンのクロスを受け、バランスを崩して後退する。

ならば得意のレスリング戦に持ち込みたいところだが、ダブルレッグを失敗し、ジョンソンはがぶってテイクダウンを許さない。しかし、首から腕を外したジョンソンは、コスチェックの両ヒザがキャンバスについているにも関わらず、ヒザをその頭部に叩き込む。大の字になったコスチェック。インターバル中、自らの足で立てるようになったが、ダメージは心配だ。レフェリーのマリオ・ヤマサキはドクターをオクタゴンに呼び入れ、コスチェックの状態をチェックする。


この間、会場のスクリーンには何度も反則のシーンが映されるが、その度に大きなブーイングに包まれる。自陣に戻ったコスチェックは、左目をつぶったまま顔をしかめているが、試合再開へ。コスチェックは遠い距離から左ジャブ、踏み込んで右を返す。続いてシングルレッグでジョンソンをケージに追い込むと、場内からは大歓声が起こる。

体を入れ替えようとしたジョンソンを、横から崩し、バックコントロールの状態となったコスチェック。そのまま足をフックしチョークを狙ったが、体を入れ換えたジョンソンはシングルレッグを仕掛け、コスチェックをケージに押し込んだジョンソンだったが、ここで初回が終了となる。

1Pのペナルティが科せられたジョンソン、反則のヒザ蹴りを受けたコスチェック。痛いのはどちらか――、2Rがスタートした。

軽快にステップを踏み、ジャブを繰り出すジョンソンだが、一瞬パンチの交錯でコスチェックの指が目に入ったとアピール。短時間のインターバルのあと、試合は仕切り直しとなったが、直後の打撃戦で、右ストレートを打つために距離を計ったと思われるコスチェックの左手の指がジョンソンの左目を直撃、再び試合は中断される。

思い切り右を伸ばしたジョンソン。コスチェックが右フックで迎え撃つと、ジョンソンはハイキックを蹴り込む。パンチ、蹴りを喰らいながらも、たじろがないコスチェックは、クリーンテイクダウンを奪うと、エルボーをたたき落としジョンソンを流血に追い込んだ。

ハーフから右エルボーを立て続けに落としたコスチェックに対し、ジョンソンはついに半身の状態がとれなくなり背中をキャンバスにつけてしまう。ワキをすくいながら、さらにエルボー、そしてバックを伺うコスチェックは左でパウンドを入れながら、その左腕でジョンソンの体を胸の前に引き寄せる。ジョンソンの体と自らの体が重なったところで、右腕をのど元に喰い込ませたコスチェックは、思い切り腕を絞り込み、リアネイキドチョークでジョンソンから一本勝ちを奪った。

アクシデント続きの試合に勝ったコスチェックは、「俺は自分がナンバーワン・コンテンダーだと思う」とオクタゴンサイドのダン・ハーディを挑発。ハーディは泣きまねをして、コスチェックの挑発に応えた。

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