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【Shooto 30th Anniv.T07】斎藤裕が12年振りの出場となる髙谷裕之と過去最大の修斗伝承マッチ

Yutaka Saito【写真】2019年の修斗世界王者として、これ以上の負けは許されない斎藤 (C)MMAPLANET

9日(金)、サステインより9月22日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto 30th Anniv.T07で斎藤裕✖髙谷裕之のフェザー級マッチが組まれることが発表された。


7日にONE100で修斗✖パンクラスの王者対決のカードがアナウンスされ、フェザー級チャンピオン対決はないという発表を待つ形で、修斗世界フェザー級チャンピオン斎藤の次戦が、髙谷になることが分かった。

実に修斗公式戦出場は2007年11月以来、11年10か月ぶりとなる髙谷。斎藤は5月大会でオランダのアギー・サルダリを相手にまさかの判定負けを喫しており、42歳を迎えた髙谷戦でチャンピオンらしさを見せないと、ベルト・ホルダーとして資質を疑われる事態に陥ってしまう。

ただし、髙谷としても後輩に花を持たせるようなヤワイMMAファイター人生を送ってきたわけではない。それは同じサステイン興行のVTJで高橋遼伍と戦った時も、拳で証明している。修斗を皮切りにCage Force、HERO’S、WEC、Strikeforce、DREAM、PANCRASE、RIZINとキャリアを積んできた髙谷は、言ってみれば斎藤達とは違う格闘技黄金期を生きてきたファイターだ。それゆえに大舞台で脚光を浴びる一方で、今以上に過酷な生き残り戦を勝ち残ってきた。

髙谷は15年のMMAファイター人生をぶつけるべき、斎藤とケージで向かいあう。宇野薫、リオン武に勝利してきた斎藤にとって、もうどれだけその雄姿を見せることが可能か分からない髙谷が、修斗に里帰りを果たす──この試合こそ、これまで以上の修斗伝承マッチとなる。

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