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【ONE95】中原由貴戦=過去最強の相手と戦うゲイリー・トノン「最高の勝ち方を皆に披露する」

Tonon【写真】トノンの試合は、これまでとは全く違うMMAの可能性を広めることが可能だ (C)MMAPLANET

17日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE95「Enter the Dragon」でゲイリー・トノンがMMAキャリア5戦目を中原由貴と戦う。

稀代のグラップラーは前回の東京でのアンソニー・アンゲレン戦でコントロール&パウンドのグラップリング・ボクシングを披露した。

中原との試合をこれまでにないタフな試合になるとしながらも、トノンは自らのMMAの可能性に大いなる自信を感じさせた。


──MMAに転向してから一番のストライカーとの試合になるかと思います。

「確かにその通りだ。ヨシキは2015年から負けていない。レコードから見ても、それ以前に喫している4つの敗北は判定負けで、2つはスプリット。ここからも凄くフィニッシュすることが難しい相手だと考えられる。

そして試合映像を見ると、彼は柔道がベースできっと米国のレスリングでいえばステートチャンピオンぐらいのレベルの強さを持っているんだと思う。つまりテイクダウン・ディフェンスに優れている。それでいて、君が言ったように一発で相手を倒す力を持つストライカーだ。ちょっとしたコンタクトで、相手を倒す力を持っている。

最後に彼はサウスポーということもタフな理由に挙げておきたい。僕が不慣れなことは確かだ。だから僕もサウスポーのスパーリング・パートナーを用意して準備してきた。

この試合は僕を大きく成長させてくれる。これまでの4試合で戦ってきた相手とは明らかに違う。自分を試すことができる試合だし、とても楽しみだよ」

──と同時に、中原選手もゲイリーのようなワールドトップクラスのグラップラーと戦ったことがないです。ゲイリーは中原選手にとっても、新しい世界を見ることになる対戦相手かと思います。

「そこもその通りだね。これまでMMAファイターとして自分が何をできるのかを試してきて、確かな自信もついてきた。そしてMMAファイターとして、前回の東京での試合は自分でも一番良い勝ち方だったと思う。

打撃の練習も続けているけど、僕の勝ち方は他にもあるし。グラップリングで勝負を賭けることになるだろうね」

──前回のアンソニー・アンゲレンはコントロール&パウンド=グラップリング・ボクシングでドミネイトし、フィニッシュしました。

「グラップリング・ボクシングはGSPが見せていた攻撃なんだ。相手を立たせないために一番の方法で、ダメージを蓄積させることができる。僕はグラウンドではサブミッションで仕留めることができるし、同時にパウンドで大きなダメージを与えることもできる。

僕にとって立ち技の打撃は全てが目新しいものだけど、テイクダウンからグラウンドの打撃はそうじゃない。前回はグラップリング・ボクシングに徹したけど、今回の試合はさらに進歩した姿を見せることになるだろう。そして、前回とは全く違った試合展開になることもありえるよ。とにかく、これまでにない最高の勝ち方を皆に披露するよ。

ナカハラとの試合はこれまでで一番タフになることは間違いない。でも、そんな彼をフィニッシュし、自分の武器の可能性を見せたい。この試合は僕のキャリアにとってターニングになるだろうね」

──今回はリングになります。

「リングは大昔にグラップリングで戦ったことがあるだけで、まぁケージとは違うね。戦いやすい点も、そうでない点もある。そりゃあ、ケージの方が戦いやすいけど、リング&ロープに関しても、詰め込んで練習をしてきた(笑)。ONEのリングは5ロープだし、ボクシングリング・リングよりも張りがあるだろう。どうなるのか楽しみだ。

そしてこの試合を日本のファンの皆にも楽しんでほしい」

■ONE95対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] 青木真也(日本)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<Super Seriesキックボクシング世界ライト級選手権試合勝/3分5R>
ニキー・ホルツケン(オランダ)
レギン・アーセル(オランダ)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ペットモラコット・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
サミー・サナ(フランス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
セイジ・ノースカット(米国)
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)ワールドGP準決勝/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・キュソン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
ミャオ・リータオ(中国)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ジョー・ナタワット(タイ)
サーシャ・モイサ(フランス)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
内藤のび太(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
中原由貴(日本)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ジャバル・アスケロフ(ロシア)
エンコロ・ケール(ドイツ)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
VV.Mei(日本)
ラウラ・バリン(アルゼンチン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
ユーリ・ラピクス(イタリア)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ダニエル・ドーソン(豪州)
ブラウン・ピナス(オランダ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ラフール・ラジェ(シンガポール)
リチャード・コーミナル(マレーシア)

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