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【Deep Cage】金原正徳が戦い続ける理由──「『プロとはこうだ!』という背中を見せなければいけない」

masanori-kanehara【写真】今も強くなり続けている──そんな金原の国内復帰の理由とは (C)MMAPLANET

12月17日(土)に東京都江東区のディファ有明で開催されるDEEP CAGE IMPACT2016「DEEP vs WSOF-GC」でPXCを主戦場とするロマン・アルバレスとの試合が決まった金原正徳。


1月のマイケル・マクドナルド戦後にUFCをカットされた金原が、改めてDEEP CAGE参戦、国内復帰に関しての心情を語ってくれた。日本で最も完成度の高いMMAファイターが戦い続ける理由とは。

金原正徳
「UFCリリース=引退だと思っていました。俺にとってUFCが最高の舞台だし、もう簡単に戻れることができないことも分かっているから。

なので『引退しても構わない』──この気持ちは試合が決まった今でも変わる事はないです。でも今まで応援してくれた方達に、まだ動くことができる俺の姿を見てもらい、恩返ししたい気持ちと、ジムの子たちがデビューしたり、プロを目指す子たちが増えてきたことで、後輩たちに『プロとはこうだ!』という背中を見せなければいけないと思いました。

だから今の僕はベルトや順位とかには興味がない。ただし、外国人選手に対してコンプレックスがあるので、対外国人という部分では拘り続けたい。だから、今回の試合に関しても『金原をぶっとばしてくれる外国人をお願いします』と佐伯さんにはわがままを言わせていただきました。

正直、UFCで戦っていた時のようにモチベーションを上げていくのは難しいのは分かっています。それでも、1月のあの敗戦から確実に強くなっている自信はあるので楽しみにしてほしいです。

また一から頑張ります──とは言えないけど、残りどれだけ試合出来るかわからないので、金原正徳の最後の悪あがきを生で、会場で見ていただきたいです」

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