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【VTJ08】ISAO、打撃で劣勢も近距離から勝負を賭けたテイクダウン合戦でスプリット判定勝ち

<145ポンド(65.8キロ)契約/5分5R>
ISAO(日本)
Def.2-1:48-47.48-47.47-49
斎藤裕(日本)

パンクラスと修斗のチャンピオン対決。ベラトールで連敗を喫し、仕切り直しのISAOが右ジャブを伸ばす。ワンツーを放った斎藤の右ローが、ISAOの急所に入り試合が中断する。再開後、ワンツーからハイを見せたISAOがジャブで距離を測る。続いて左ローを決めたISAOに斎藤の右ストレートがアゴ先を捉える。シングルで組んだ斎藤がケージにドライブ、ISAOが体を入れ替え逆に押し込む。ブレイク後、斎藤の右ストレートがヒット。被弾したISAOが前に出るも、斎藤が首相撲からヒザ蹴りを入れる。ケージ際のクリンチ合戦からISAOが小外掛けでテイクダウンを奪いサイドへ。

パンチを落とされた斎藤がケージを蹴るも、足は戻せない。右ひじを入れるISAOに対し、斎藤がフルガードに戻す。後方に尻をずらして一気に立ち上がった斎藤だが、ケージを背負ったまま初回が終わった。テイクダウンを決めたISAOがリードした。

2R、左目の上が腫れているISAOに斎藤が右ロー。ISAOが左ストレートを当てる。ローを蹴り合い、斎藤は左フック。ISAOも右フックを当てるが、目を気にする場面も。ワンツーを入れたISAOが前に出るところで斉藤のワンツーから左フックがヒット。打たれたまま組んだISAOが腰をコントロールして上を取り切る。ギロチンから腰を抜いて立ち上がった斎藤は、スクランブルのなかでバックを取りに来るISAOと胸を合わせ、同じく小外掛けでテイクダウンダウンを奪い返す。

クローズドのISAOが腰を切って腕十字を狙うと鉄槌を連打した斎藤は、立ち上がったISAOの小外を耐えラウンドを終了。ラウンドを取り返した。

3R、右から左を入れた斉藤にISAOも右を返す。直後に右を打ち返した斎藤。打撃は斎藤が打ち勝つ場面が多い。ISAOはローキックで斎藤のバランスを崩すと、組んで離れ際に左を振るう。斎藤はここでも右ストレートを打ち込み、右ハイにつなげる。ISAOは左ハイからヒザ蹴り、ボディロックからテイクダウン狙い。小手を決めて投げを打つ斎藤、ここはISAOも譲らず、ボディロックでドライブする。

クリンチでも体を入れ替え合うが、ブレイクが掛かる。ISAOは左を入れ組みに、差し返した斎藤は離れる。左目の影響かISAOは、遠い距離から踏み込んでパンチを当てることはなかなかできない。続くクリンチの攻防でISAOは大内刈り、斎藤が支え釣り込みを見せたところでラウンドが終了。勢いのあるパンチを入れた斎藤のラウンドとなったか。

4R、右目も腫れているISAOに斎藤が右ロー、ISAOも左ローを返す。これをチェックした斎藤は右前蹴り、ISAOは右ジャブから前に出て組み合いから左の大内刈りでテイクダウンに成功する。エルボーを落とすISAOが、細かいパウンドを落とし、左エルボーとしっかりとトップをキープする。

勢いのある左のパンチを入れたISAOに対し、斎藤はケージを背にして立ち上がる。残り2分、続く大内に体を入れ替えた斎藤は、支え釣り込み腰でテイクダウン。ISAOが立ち上がり、有効なパウンドを落とすことはできなかった。ワキを潜ってバックに回ろうとした斎藤、すぐに胸を合わせたISAOがシングルレッグへ。ここもワキを差してテイクダウンを奪った斎藤は横四方で抑える。スクランブルでバックを伺うISAO。小手投げを狙った斎藤、最後の打撃戦はクリーンヒットがなく試合は最後のラウンドへ。

トップからエルボーやパウンドを落としたISAOが4Rと取ったと考えると、ここまでポイントは2Rずつ取り合い38-38ということになる。近距離で右を入れた斎藤は続いて、ロングで右を入れる。ISAOは左ローも、斎藤が右に続き左フックを伸ばす。斎藤はヒザを入れられる前後に右を2発入れる。直後にテイクダウンに成功したISAOがエルボーを落とす。

クローズドガードの斎藤はスタンドに戻りたいが、エルボーを2発受ける。さらにパンチから落とすISAOがエルボー、蹴り上げにも斎藤を立たせない。残り2分、斎藤はバタフライガードを潰されフックへ。ここでワキを差して立ち上がろうとした斎藤にISAOがギロチンチョーク。クローズドでタイトに絞めるも、斎藤が頭を抜く。鉄槌からパンチ、鉄槌を落とす斎藤が左の強いパンチからマウントへ。

背中を見せたISAOが前方に落とそうとすると、斎藤は腕十字狙いへ。ここで試合終了、トップを取った時間はISAOが長く、ギロチンもタイトに見えた。対して、斎藤はパウンド数で上回りマウントを取っている。

ジャッジの判断は──スプリットでISAO。コール直後に斎藤はキャンバスに崩れ落ち、涙を流しケージを後にした。対して勝者ISAOは「自分が日本で試合をするのも今年初めてで、勝利も今年初めてなのでとても嬉しいです。内容はまだまだですが、現修斗チャンピオンの斎藤選手は凄く強くて、想うようにできなかったです。また反省して、やり直していきます

生意気を言うと通過点と言いますが、自分はまだ米国にリベンジしたいので。内容はまだまだ、本当は一本かKOできるようにやり直してきます。また応援よろしくお願いします」と話した。


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