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【Shooto】後楽園ホール初のケージで澤田龍人と世界戦を戦う飛鳥拳 「ベルトへの想いは相手より強い」

Asuka【写真】昨年10月のVTJ OKINAWA以来9カ月振り、修斗公式戦出場は1年2カ月振りとなる飛鳥拳。先輩の後を継ぎ、ベルトを巻くことができるか(C)SUSUMU NAGAO/VTJ

歴史が変わる。17日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦は、同会場で行わられるプロ修斗公式戦で初めてケージが適用される。


後楽園ホールでは20年以上前の1995年11月に8角形のリングを使用したことがあったプロ修斗公式戦だが、ケージ導入という新たな節目を迎える同大会のメインで修斗世界フライ級(52.2キロ)王座決定戦で澤田龍人と対戦する飛鳥拳のインタビューが同大会を主催するサステインより届いた。

2014年9月に5分×2Rで戦った時は飛鳥が3‐0で判定勝ちをしている。ONE世界ストロー級(56.7キロ)王者となった先輩、内藤のび太が巻いていたベルトを賭けて戦う飛鳥の心境とは。

――世界王座決定戦が近づいてきました。今のコンディションや仕上がりはいかがでしょうか。

「今までで一番いいくらいにばっちり仕上がっていて順調に来ています」

――少し時間が空いてしまいましたが、昨年10月のVTJ沖縄大会の試合(安谷屋智弘に判定勝利)を振り返っていただけますか。

「一つ上の階級の選手が相手だったんですけど、試合をやっていても、何をやってもしっくりこなかったですね(苦笑)。自分でも『これをやる!』と決めたものもないまま戦ってしまい、なんとなく5分3Rが過ぎてしまった印象です。勝った以外は課題の多かった試合だったと思います」

――約9カ月ぶりの試合となりましたが、試合間隔が空いた理由は?

「実は前回、試合前から痛めていた箇所があって、そこを手術してリハビリしていました。今は万全の状態ですし、怪我をしている間に色んな選手の試合を見たり、格闘技のことを考える時間が長かったので、今までとは違う自分を見せられると思います」

――改めて今回のオファーを受けた時の心境を聞かせてください。

「公式戦では最新の試合(2015年5月)に負けていますし、(内藤)のび太さんがベルトを返上しても、ここから1~2試合勝ってから挑戦したいと思っていたので、オファーを受けた時はびっくりしました。でもこういうチャンスをいただけたことはうれしいです」

――ずっと同門ののび太選手がチャンピオンだったので飛鳥選手には挑戦するチャンスはなかったと思います。複雑ではなかったですか。

「よく周りから『のび太に負けて欲しいでしょ?』と言われていたのですが、本当にそんなことは思っていなくて(笑)。練習でのび太さんの強さは肌で知っているし、本当に僕にとっては尊敬する先輩です。ただのび太さんが勝つたびに『僕は挑戦できないだろうな』や『このまま勝ち続けていてもチャンスは来るのかな』と思って複雑な心境でした」

――対戦相手の澤田選手にはどんな印象を持っていますか。

「やっぱりレスリングの印象が強いですね。どの相手とやってもテイクダウンしてトップキープしてサブミッションかパウンドアウトで勝っているんで。もちろん打撃を含めてすべてを警戒していますけど、まずはそこが一つのポイントになると思います」

――澤田選手とは2014年9月に対戦して勝利していますが、そのことはアドバンテージになっていると思いますか。

「前回はほぼ相手のタックルを切り続けたので、そこは澤田選手にとっては嫌な印象が残っていると思います」

――前回は5分2Rでリング、今回は5分5Rのケージでの試合となります。

「前回とは全く違う戦いになると思います。ただ僕自身、ケージの方が戦いやすいと思っていたので、ケージでやることについてはあまり問題にはしていないですね。それよりも5分5Rをどう戦うか。やっぱり5Rの戦いはお互いにピンチとチャンスが1回ずつは訪れると思うので、そういったことも頭に入れて準備をしてきました」

――念願のタイトルマッチだと思いますが、修斗のベルトにはどんな想い入れがありますか。

「僕はベルトに挑戦できる位置にいたにも関わらず、状況的にずっと挑戦することが出来ませんでした。だから相手よりもベルトを獲りたい気持ちは強いと思うので、必ずここでベルトを獲りたいです。またのび太さんはONEのチャンピオンになって、扇久保(博正)さんも修斗のベルト(バンタム級)を獲って、今、うちのジムの選手たちはみんなベルトを獲っているんですよ。普段からそういう人たちと練習しているのは自信にもなるし、自分も続きたいと思います」

――改めてどんな試合をしてチャンピオンになりたいと思いますか。

「今回からケージが導入されたり、修斗も新しい時代に入ると思います。その最初の大会のメインに相応しい試合をして、自分がチャンピオンになりたいと思います」

■ 対戦カード

<修斗世界フライ級(52.2キロ)王座決定戦/5分5R>
飛鳥拳(日本)
澤田龍人(日本)

<フェザー級(61.2キロ)/5分3R>
石橋佳大(日本)
安藤達也(日本)

<フェザー級(61.2キロ)/5分3R>
土屋大喜(日本)
租根寿麻(日本)

<53キロ契約/5分3R>
猿田洋祐(日本)
ルイス・ゴンザレス(英国)

<ウェルター級(70.3キロ)/5分3R>
AB(日本)
児山佳宏(日本)

<インフィニティリーグ2016・バンタム級(56.7キロ)/5分2R>
征矢貴(日本)
梶川卓(日本)

<インフィニティリーグ2016・バンタム級(56.7キロ)/5分2R>
北原史寛(日本)
藤田ケオン寿大(日本)

<女子ミニマム級(47.6キロ)/5分2R>
浅倉カンナ(日本)
檜山美樹子(日本)

<2016年度新人王決定T2回戦・バンタム級(56.7キロ)/5分2R>
芳原零(日本)
鎌田悠介(日本)

<2016年度新人王決定T2回戦・ライト級(56.7キロ)/5分2R>
飯田建夫(日本)
SA$KE(日本)

<2016年度新人王決定T1回戦・ウェルター級(70.3キロ)/5分2R>
田口泰地(日本)
間宮晃仁(日本)

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