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【RFC25】階級越えたチャンピオン対決に臨むチェ・ムギョム 「正面突破のみ。日沖発と戦いたい」

Choi Mu Gyeom【写真】ガチガチの殴り合いが主流の韓国MMAにあって、いち早く寝技の習得を目指したように、立ち技でも一味違った戦いを見せることができるチェ・ムギョム(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)に韓国カンウォンド・ウォングのチアク体育館で開催されるROAD FC25。バラエティに富んだ好カードが揃った同大会のメインで、バンタム級王者イ・ユンジュンと階級を超えたチャンピオン対決に挑むフェザー級王者チェ・ムギョム。

距離のコントロールと抜群の目を持つフェザー級チャンピオンが一階級下の王者との対戦に対し、どのような気持ちでいるのかを訊いた。

――2月のソ・ドウォン戦で拳を痛めましたが、どのような症状で、回復までどれくらい時間を要しましたか。

「実はあの試合の前から膝をかなり傷めていました。拳は試合中には折れたと思ったのですが、重度の打撲で済みましたので、回復までに1カ月も掛かりませんでした」

――その間はどのような練習をしていましたか。

「怪我をしていた間は休養を取り、回復を待って練習を再開しました。本格的なトレーニングを再開したのは試合の1カ月後ですね。ただし、練習を再開してからも何回も拳を傷めてしまっていたので、打撃中心というよりは柔術などグラウンド中心の練習を多くこなしました」

――所属するMMA STORYは新しいジムを作ったと聞きました。

「場所は前にあったところと同じです。坪数は40坪。天井は黒で、マットは灰色です。内装をガラリと変えたので雰囲気がとても変わったのと冷蔵庫も入って、エアコンも入りました。とはいっても、エアコンは来週の月曜に設置されます(笑)。これまでは高山地帯でトレーニングをしているかのような場所でしたが、やはりエアコンを入れなければダメだと思いました」

――次の試合が迫ってきました。最初にバンタム級王者と戦うというマッチメイクに関し、どのように感じましたか。

「当初は不満がありました。やはり立場的にも。ただ主催者側が言うように適当な防衛相手もいない状況なので、イ・ユンジュンを倒せば、別の選手を倒すよりもメリットがあるなと思いました。この試合に勝てば、本物の実力者と認められるようになると思いますし」

――このようなマッチメイクは得てして大きな選手が勝って当然という見方がされがちですが、プレッシャーはないですか。

「正直なところ、今回のような試合でも普段の試合でも実際に試合に臨めば、同じですね。緊張する時は緊張しますし。今までプレッシャーに感じた試合は2つありました。クォン・ベヨンとの王座決定戦、そしてソ・ドゥウォン選手との試合です。特にドゥウォン選手とは前からスパーリングを通して、強さ、巧さを肌で感じていたので物凄いプレッシャーでした」

――ではバンタム級のイ・ユンジュンをどのように評価していますか。

「まず打撃が本当に良い選手ですね。頭の振り方、動かし方も良いですし、避ける技術もあり一発も持っています。ただし、フィジカルの利点をフルに活かせたのはバンタム級だったからです。今までの彼の相手は、彼よりも小さかったですし。今回はその最大の利点が使えないので、本当の意味で実力を曝け出した戦いになるでしょう」

――では、フェザー級のイ・ユンジュンはバンタム級の彼と比較して、どこか違うと予想していますか。

「さきほども言いましたようにバンタム級ではフィジカルなど身体的な利点、ケージコントロールの巧さも強みになっていました。しかし、フェザー級で戦うとなると、武器である身体的な利点も使えなくなりますし、スピードも決してユンジュンは速い方ではないので、フェザー級では彼自身の強み、利点が活かし切れないと思います」

――では、今回の試合に向けて、自分自身の動き、そして相手の動きに一番注意している点はどこですか。

「お互いストライカーですので、正面からぶつかり合う戦いになると思います。ファンの方たちは自分がグラウンドでは有利だと見ていますが、打撃で押されれば、そのままグラウンドでも押し倒されると思います。お互いストライカーですし、正面からぶつかり合うでしょう」

――イ・ユンジュン対策として特別に取り組んであることがあれば、教えてください。

「正面突破のみです」

――ROAD FCで1億ウォン・ファイターが誕生しました。フェザー級王者として、もちろん、同じ待遇を求めると思いますが、1億ウォン・プレイヤーの誕生はどのようなモチベーションになりますか。

「当然、自分もなりたいです。初めてその件を知った時、何かのニュースで見たのですが、”ただ記事のなかのことだろう”としか思っていませんでした。でも、福田力選手とジョン・オジンの試合前にジョン・ムンホン代表がインタビューで本当に『福田力選手がジョン・オジンに勝つと、1億ウォン・ファイターになる』と言っていて、本当なんだなと確信できました。今後に向け大きなモチベーションになりますね」

――今回、キム・スーチョルがマルロン・サンドロとフェザー級で戦います。チェ・ムギョム選手自身、海外のビッグネームと戦いたいという気持ちはないでしょうか。

「いつも思っています。クォン・ベヨン戦の後からずっと。小見川道大×クォン・ベヨンの戦いは両者互角でとても良い試合でした。どちらが勝ったとも言い難かったです。そのような試合がしたいです」

──個人名を挙げて、戦いたい選手はいます。

「自分は日沖発と戦ってみたいです。世界のトップレベルの選手ですから当然強いでしょうが、だからこそ戦ってみたいですね」

――それは日本人として楽しみです。では、最後にイ・ユンジュン戦の勝利者予想と勝ち方をお願いします。

「どの局面でも自分のほうが勝っているところを見せつけて、どんな形でも勝勝利します。そして、イ・ユンジュン選手をバンタム級のキム・スーチョル選手か、キム・ミンウ、キム・ジョンフン選手の元へ投げてやりたいですね」

■ ROAD FC25対戦カード

<フェザー級/5分3R>
チェ・ムギョム(韓国)
イム・ヒョンギュ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
マルロン・サンドロ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
キム・ネチョル(韓国)
ドン・シン(中国)

<ウェルター級/5分3R>
キム・ソクモ(韓国)
オヌル・トルケル(トルコ)

<バンタム級/5分3R>
パク・ヒョンギュン(韓国)
根津優太(日本)

<女子アトム級/5分2R>
パク・ジョンウン(韓国)
SARAMI(日本)

<64.5キロ契約/5分2R>
クォン・ミンソク(韓国)
ヤン・シュン(中国)

■ Young Guns 24 対戦カード

<68キロ契約/5分2R>
ジョン・ドゥジェ(韓国)
キム・ウォンギ(韓国)

<ライト級/5分2R>
キ・ウォンビン(韓国)
パク・チョンイル(韓国)

<ライト級/5分2R>
チョ・ヨンジュン(韓国)
キム・ギョンピョ(韓国)

<フライ級/5分2R>
ユ・ジェナム(韓国)
カーン・カズガン(トルコ)

<ライト級/5分2R>
キム・イサク(韓国)
パク・チャンソル(韓国)

<フライ級/5分2R>
カク・ジョンヒョン(韓国)
ジョン・ジュンフエ(韓国)

<ミドル級/5分2R>
ジョン・ヨンジュン(韓国)
チェ・インヨン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
イ・サンヒョン(韓国)
チェ・ジョンチャン(韓国)

<フライ級/5分2R>
キム・オウジェ(韓国)
イ・ウォンジュン(韓国)

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