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【WSOF】トキーニョのタイトル=WSOF世界ウェルター級王座を剥奪

WSOF22【写真】このような行為が8度はあったとシールズは激昂していた(C)KEITH MILLS

4日(火・現地時間)、WSOFがホウジマール・トキーニョのタイトルを剥奪したことを発表した。

8月1日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのプラネットハリウッド・リゾート&カジノで開催されたWSOF 22「Palhares vs Shields」のメインで、ジェイク・シールズを相手にWSOF世界ウェルター級王座の防衛戦を戦ったトキーニョ。3R2分20秒でキムラアームロックを極めたが、2Rにアイポークを指摘され、最後の関節技もタップ後に技を解かないなど、シールズが終了後に右のパンチを入れるほど怒りを露わにしていた。

WSOFではこのトキーニョの行いを審議に掛け、タイトル没収もあり得るという方向性を示していたが、それが現実のものとなったわけだ。「土曜日の試合を時間を掛けて見直してみた。結果、ホウジマールのタイトルを剥奪すること、そして問題が解決するまでの出場停止を決めた」とWSOFレイ・セフォーは語る。

さらに「20年間のファイターとして経験上、このような事態だけは避けるようしてきた。WSOFは選手を守り、ルールを厳守しなければならない。彼のケージでの振る舞いは看過できるものではない。2R中にはマウントを取られたパリャレスは両手をシールズの両目を持っていき、彼の視界を奪った。3R、パリャレスがキムラを解くまでシールズは9度もタップが必要だった。必要以上に技を掛け続ける点については、レフェリーのスティーブ・マザガッティは試合前にも控室で、この点については説明をしていたんだ」とセフォーは言葉を続けている。

MMAに勝利するには、大なり小なり対戦相手を傷つけることになる。ただし、あくまでも目的は勝利であり傷つけることではない。トキーニョの本末転倒のファイティング・スピリットは、スポーツとして対戦相手を尊重するというMMAの大前提を崩す重大な問題だ。WSOF自体、UFCで彼が起こした問題を話題に転換し契約した背景もあり、トカゲの尻尾切りで問題を終結するのではなく、抜本的な意識の変化が業界全体に求められる。

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