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【2014-2015】牛久絢太郎<02>「2015年はパンクラスのベルトを獲りたいという目標を達成したいです」

Ushiku【写真】2月に二十歳になる2015年、どのような活躍を牛久は見せてくれるか(C)TAKUMI NAKAMURA

2015年、引き続き注目したいファイターの声。パンクラス・ネオブラッドトーナメントフェザー級で優勝、ランキング8位に名を連ねている牛久絢太郎。19歳のファイターのインタビュー、後編をお送りしたい。
<牛久絢太郎インタビューPart.01はコチラから>

――和術慧舟會TLIVEに入門したのは高校在学中だったそうですね。

「はい。高校2年生の時ですね。本当は中学で総合をやりたかったのですが、うちの親から『総合格闘技をやりたいなら自分のお金でやりなさい』と言われていて。だから高校に入ってバイトをしてお金を貯めてジムに入りました」

――都内在住となれば色々な選択肢があったと思うのですが、TLIVEを選んだ理由はなぜですか。

「自分は足立区出身で家から近くて毎日練習にいけるジムに入りたかったんです。それで色々と探していたところTLIVEを見つけて入門しました」

――MMAの練習をスタートして自分に合っていると思いましたか。

「総合は柔道と違って打撃がある競技ですけど、特に怖さはなかったですね。むしろ面白いと思いました。やることが多くて難しい分、色んな技術を覚えられるので、毎日それを楽しみながら練習しています」

――最初からプロ志望だったのですか。

「はい。高校に通っていた頃はバイトもあったので週3回くらいしか練習出来ていなかったのですが、高校を卒業してからはバイトと練習の毎日です」

――牛久選手は柔道出身ということでテイクダウンが軸のスタイルですよね。

「そうですね。基本的にはタックルで倒して殴って…というスタイルです。ただそれだと試合が面白くないので…もっとグラウンドでヒジを上手く使えるようになりたいですね。あとは今年の課題でもあるのですが、もっと打撃を出せるようになりたいです。決して打撃が苦手ではないのですが、まだ試合で出すことが出来ていないので。柔道で培ったテイクダウンの強さは捨てずに、打撃を試合で出せるようになりたいです」

――牛久選手はテイクダウンの攻防に強く、簡単には崩されない安定感があるなと思います。ご自身ではどのように感じていますか。

「どんな試合でも自分が有利な状況で試合を進めたいので、そうなると自ずとテイクダウン&トップキープ主体になるのかもしれないです。あとフィジカルには多少自信もあるので、そこでは負けたくないです」

――確かに牛久選手は19歳ですが体つきがすごいですよね。

「ウエイトもやるにはやっているのですが、そこまでやり込んでいるわけではないので。なんでなんでしょう(笑)?」

――昔から力が強かった?

「どうなんですかね…。自分では分からないのですが、練習した人からはよく『力強いね』と声をかけられます」

――例えば柔道時代から力には自信があったのですか。

「そうですね。柔道の頃からテクニックではなくてパワーで勝負するタイプでした。あと柔道をやっている兄は僕よりも一回り身体が大きくて、『何食ったらそんなに力が強くなるの?』と言いたくなるくらい力が強いです(笑)。だからフィジカルは家系かもしれません」

――まさに持って生まれたナチュラルパワーがあるようですね(笑)。ところでTLIVE以外でも練習はしているのですか。

「はい。NATURAL9のプロ練習に参加させてもらっています」

――手を合わせて印象に残っている選手は?

「星野(勇二)さんです!! 同じ階級なのに、スパーリングすると何も出来ませんでした。こんなに強い選手がいるんだ!と思ってびっくりしました(苦笑)」

――では牛久選手が目指している選手・理想のスタイルはどんなものですか。

「UFCや色んな選手を見て『これは使えるな』と思った技を練習して習得することはありますが、特に『この選手を目指してやっています』というのはないかもしれないです。理想で言えばジョゼ・アルドが好きなので、ああいう試合を出来るようになりたいです」

――なるほど。12月の原田戦では鋭いローキックも蹴っていましたが。

「いやぁ…もっと練習でやっているような動きを出さないと、ですね」

――さて2015年の展望を聞かせてもらえますか。

「高校を卒業してからずっとパンクラスのベルトを獲りたいという目標を持っていたので、2015年はそれを達成したいです」

――ランキング上位の選手たちを見て、そこに自分も食い込んでいけるという自信はありますか。

「どの選手も強いし、尊敬もしています。でもそういう強い選手と試合が組まれて、いい試合が出来て会場が盛り上がってくれれば嬉しいです。特にこの選手と戦いたいという相手はいないのですが、上の選手に勝たないと“強い”という評価はされないと思うので、2015年はランキング上位の選手たちと戦っていきたいです」

――2月1日のパンクラスディファ有明大会では王者タクミ×挑戦者ナム・ファンのフェザー級タイトルマッチも組まれています。どのような試合を予想していますか。

「予想は難しいですけど…どういう展開になるのかも気になりますし、いずれは僕もチャンピオンと戦いたいので、しっかり研究しようと思います」

――フェザー級はタイトルを争うタクミとファン、さらにガイ・デルモ、アンディ・メインと外国人選手たちもランキング上位に名を連ねていて、粒ぞろいの階級だと思います。

「やりがいがあるし燃えますね。こういう厳しい階級でチャンピオンになれば、より周りからも評価してもらえると思います」

――例えば牛久選手は自分たちのような若い世代の選手たちが勝って、盛り上げたいという意識はありますか。

「それは思います。他の同世代の選手が活躍している姿を見ると、自分も負けていられないと思います。年齢やキャリアの差は埋まらないものですが、みんな強くなるために練習していると思うし、最後はその選手個人の頑張りだと思います」

――階級や団体に関係なく同世代で気になっている選手はいますか。

「修斗で活躍している征矢(貴)選手は僕と同い年なんですよ。一度、一緒に練習したこともありますし、征矢選手の活躍は刺激になります」

――2015年の緒戦はいつ頃にやりたいと考えていますか。

「まだ正式には決まっていないのですが、3月か4月には試合があると思います。試合の有る無しに関わらず、がっつり練習をして、自分を強くしたいと思います」

――今回のインタビューを通じて、牛久選手の試合に注目する人も多いと思います。そういった人たちに対して自分のどんなところを見せたい、もしくはアピールしたいと思っていますか。

「僕が魅せられるのは試合しかないので、その分、練習からキツいことをやっています。その成果を試合で出して、それがお客さんに伝わる試合をしたいです。僕はパンクラスで“闘牛”というキャッチフレーズをつけてもらっているので、闘牛らしい試合をしたいですね。どれだけ相手が逃げても追いかけまわして組んで投げて殴りたいと思います。あとは…筋肉もアピールしたいです(笑)」

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