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【PFC12】ランバー世界戦決定、他5大選手権試合

2008.12.27

(C) PFC中央カリフォルニア、リムーアで独自のMMAイベントを開催するパレス・ファイティング・チャンピオンシップ。PFCは3分×3R制、軽量級+ラテン系ファイター、地元出身ファイターを中心に南北カリフォルニアばかりか、日本からファイターを招聘し成功を収めているプロモーションだ。

そのPFCにとって12度目の大会開催となる『HIGHT STAKES』が、1月22日(木・現地時間)にタチ・パレス・カジノで行われる。同大会では、前回の11月大会でフライ級王座決定トーナメント準決勝に勝利したランバー・ソムデートが出場。パット・ルネツとPFC世界フライ級王座を掛けて争う一戦を始め、5階級のチャンピオンシップがラインナップされている。

【写真】ローカルショーといえばローカルショーだが、世界でも有数のMMAファイターを育んでいるサザンカリフォルニアとベイエリアから、ダイヤ原石が数多く出場する (C) PFC

ソムデートが世界に挑むフライ級王座決定戦。準決勝を見る限り、本来はさらに一階級軽いランバーにとって、ルネツのフィジカル+テイクダウンが最大の敵となることは間違いない。ユリシーズ・ゴメス戦で北米MMA史上、最高の打撃パフォーマンスを見せたといっても過言でないソムデートだけに、ルネツはテイクダウン一本槍のファイトを見せる可能性もある。


(C) MMAPLANETただし、ソムデートはプロ修斗世界フェザー級チャンピオン上田将勝とのトレーニングによって、テイクダウン・ディフェンスは目を見張る進化を遂げており、体格差を跳ね返した勝利も大いに期待できる。

ズラリと並んだPFC世界戦の中で注目は、ブライアン・コッブが3度目の方座防衛戦に挑むライト級チャンピオンシップだ。ケージフォース・ライト級王座決定トーナメントに出場経験があるコッブは、光岡映二に逆転のギロチンチョークこそ極められたが、3R終了間際までポイントをリードしていた本物の実力者。その後、プロ修斗公式戦でも富樫健一郎を下しており、修斗ウェルター級の世界ランカーにもなっている。

彼に挑戦するランス・ウィップも、またキャリア8勝1敗の期待の新鋭だ。オレゴンで名の知れたレスラーだったウィップは、現在ラスベガスのパラゴンMMAに所属。無名でも強い――が当たり前になりつつある北米MMAにあって、注目の存在といえる。

バンタム級世界戦は、日本から大石真丈がチャレンジする予定だったが、先のケージフォースにおける水垣偉弥戦でTKO負け+負傷で、ドクターストップがかかり、この大会の勝者へ5月に挑戦する方向で話が進んでいる。そういう意味では、日本のファンにとっても結末が気になる一戦といえるだろう。

(C) MMAPLANETタイトルショット以外にも、無名で強いファイター――だけでなく、ウィップ以上に注目したいのが、ビリー・エヴァンゲリスタだ。PFCで育った彼が、ストライクフォースでナム・ファンを破るなど実績残しながらも、PFCに凱旋。フェザー級王座防衛戦に挑むジョージと兄弟出場となる。

この他、エッフェル塔の異名をとるシリル・ディアバテや、その盟友プロフェッサーXことサビエー・フォウパッカムというフランス勢、IFLとM-1に出場していたジョン・ガンダーソンの出場など、これでもかという強力なラインナップとなっているPFC。北米メジャーへの登竜門としての地位を築きつつある同大会、しっかりとチェックしていきたい。

■PFC12主な対戦カード

<PFC世界ライト級選手権試合/3分3R>
[王者]ブライアン・コッブ(米国)
[挑戦者](米国)

<PFC世界バンタム級選手権試合/3分3R>
[王者]ショーン・クラーサイク(米国)
[挑戦者]ジェフ・ヴィダード(米国)

<PFC世界ウェルター級選手権試合/3分3R>
[王者]ブライアン・トレバース(米国)
[挑戦者]ジェレミアー・メトカルフ(米国)

<PFC世界フライ級王座決定戦/3分3R>
ランバー・ソムデート(タイ)
パット・ルネツ(米国)

<PFC世界フェザー級選手権試合/3分3R>
[王者]ジョージ・エヴァンゲリスタ(米国)
[挑戦者]ディエゴ・サライヴァ(米国)

<ライトヘビー級/3分3R>
シリル・ディアバテ(フランス)
ローダン・シンカイド(米国)

<ミドル級/3分3R>
サビアー・フォウパッカム(フランス)
ケーシー・アスキューラ(米国)

<ウェルター級/3分3R>
オラフ・アルフォンソ(メキシコ)
ダグラス・ハント(米国)

<ライト級/3分3R>
ジョン・ガンダーソン(米国)
アレキサンダー・クリスピン(米国)

<ライト級/3分3R>
ビリー・エヴァンゲリスタ(米国)
ハリス・サリエント(米国)

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