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ハイクオリティ、RING OF COMBATに3人の王者誕生

2011.09.10

9日(金・現地時間)にニュージャージー州アトランティックシティのトロピカーナ・リゾート&カジノで行われたRing of Combat 37。数々のファイターをメジャーに送り込む、東の人材育成最大イベントに、3人の新チャンピオンが誕生した。

まず空位のライトヘビー級王座には、ブラジリアン柔術やADCCで活躍するトム・デブラスが、予想外のパンチによるKOで打撃系のマイク・スチュワートを破り、新王者に。UFCファイター=エジソン・バルボーサが返上したライト級王座には、僅か25秒でTKO勝ちを収めたマット・セラの弟子アル・ラキンンタが就いた。

メインで行われた新設フェザー級のベルトは、IFLからWEC、さらにBFCとメジャーで戦ってきたリトアニア人ファイターのダヴィダス・タウセロビュチスが、打撃、テイクダウン、極めと完成度の高さと、実力の違いをロジャースに見せつけ、王座戴冠。

3人のニューチャンピオンが誕生したROC、前述したセラ、ヴィトー・シャオリン、ヒカルド・アルメイダら、東海岸にジムを持つ名選手の教え子が大挙出場し、米国グラスルーツ大会の質の高さが十分に見てとれるイベントとなった。

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