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UFC初のスタジアムショーで2大“絶対王者”が防衛に成功

2011.05.02

【写真】左目を腫らし、鼻をカットしたGSPと、ほとんど無傷のジェイク・シールズ。試合後、対照的な両者の姿が、MMAの難しさを表していた(写真提供)格闘技ESPN

4月30日(土・現地時間)、カナダ・オンタリオ州トロントのロジャース・センターで行われた、UFC129「GSP vs Shields」。MLBのトロント・ブルージェイズや、カナディアンフットボールのトロント・アルゴノーツのホームスタジアムとして知られる同所での開催は、5万5000枚のチケットが即完売となるUFC初のスタジアムショーとなった。

2007年7月、LAメモリアム・コロシアムで行われたDynamite!! USAの4万2000人を超える北米MMAイベントの観客動員記録を作った同大会のメインは、カナダのスーパースターでウェルター級絶対王者=ジョルジュ・サンピエールと、かねてより非ズッファ系最強ファイターの一人と呼び声高かったジェイク・シールズが激突した。

序盤から距離を取り、打撃の間合いで試合を進めるGSPは、2Rまで一度もテイクダウンを仕掛けないジェイク対策を見せる。すると、3Rに入って前に出るジェイクに対し、遂にテイクダウンを決めたGSPだったが、気がつけばジェイクもまたコツコツとパンチをヒットさせ、王者の左目下を腫らしていく。それでも、最終回には左ハイをヒットさせたGSPは、ジェイクを得意の展開に持ち込ませず、ある意味、完封したといえる王座防衛劇を披露した。


セミファイナルでは、フェザー級でマイク・ブラウン、ユライア・フェイバーらを撃破し王者に登り詰めた“もう一人の絶対王者”ジョゼ・アルドに、母国の大歓声を背にマーク・ホーミニックが王座に挑むタイトルマッチが行われた。

意外にも序盤からテイクダウンを仕掛けていったアルド。だが、スタンドに戻れば、ホーミニックも負けじと手を返していく。3Rにはアルドの右フックを受けたホーミニックが、テイクダウンを狙いつつ、頭から崩れ落ちる場面も。それでも最終回には、ホーミニックが、シングルレッグでテイクダウンを奪い、王座奪取にはKOしかないラストチャンスで強烈なパウンドを見舞っていったが、この反撃を懸命に堪えた王者が最後は防衛に成功した。

また、第10試合では、リョート・マチダが、鉄人ランディー・クートゥアーに対してフロントキック一閃。盟友アンデウソン・シウバを思い起こさせるTKO勝ち。第8試合では、元WECライト級王者ベン・ヘンダーソンが、マーク・ボチェックを判定で破り、UFC初勝利を挙げる。その他にも、オープニングマッチでは、パブロ・ガーザがイーブス・ジャボウィンを相手に、サブミッション・オブ・ザ・ナイトを獲得するフライングトライアングルで一本勝ちを決めている。

UFC129 GSP vs Shields 全試合結果&レポートはコチラ

<MMA情報モバイルサイト=格闘技ESPN>
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