【写真】イッサを相手にしっかりと強さを見せて勝利した(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

＜バンタム級(※65.8キロ)／5分3R＞
竹中大地（日本）
Def.3R1分39秒 by KO
レアンドロ・イッサ（ブラジル）

左ミドルを蹴った竹中が、続いて左ハイをハイを狙う。イッサはローを返すと、竹中はスーパーマンパンチから左ミドルを入れる。さらにパンチから左ミドルのコンビネーションで優位に立つ竹中の左とイッサの左が交錯する。組みにいったイッサだが、竹中が上を取りスクランブルへ。バックに回った竹中に対し、腰をずらして立ち上がったイッサがボディロックで倒しリバーサルに成功する。ハーフで抑えるイッサがパスの圧力を高めるが、竹中はフルガードに戻す。ガードをこじあけたイッサが、スクランブルでバックへ。竹中はコーナー間を走るも、背中を取られた状態が続き、イッサは太腿にヒザを入れつつ初回を戦い終えた。

ONE判定では大きな差はないばかりか、序盤の打撃でリードも考えられる竹中は、2Rも左回りから左ミドルを蹴っていく。イッサも右ミドルを返し、ローを蹴って前へ。竹中は左ミドル、左フックを放つ。左ハイに続く左ストレートは届かなった竹中が、ローに左フックを打ち込む。イッサは組みつくと、コーナーに竹中を押し込みシングルレッグへ。

コーナーバックルを持たれた耐える竹中は、離れたイッサに左ミドルを入れる。右目じりをカットしているイッサに対し、竹中は左ボディストレート、前に出てきたところでワンツーを決める。ここで竹中はイッサのダブルにギロチンを見せ引き込む。残り35秒で頭を抜いたイッサだが、立ち上がってヒザを突き刺した竹中がこの回で明白に試合をリードした。

最終回、竹中は左から右を当て、イッサの頭が揺れる。さらに左ミドルを決めた竹中は右回りで右ジャブを当て、イッサも左を返す。両者、顔を潜血で染めながら打撃戦へ。竹中はスーパーパンパンチでダウンを奪い、パウンドを打ち込む。腕を差して立ち上がろうとしたイッサにヒザを入れ、左のパウンドで試合を決めた。

PR

PR