＜ミドル級／5分3R＞
ティム・ボッシュ（米国／14位）
Def.2R3分18秒by TKO
ブラッド・タヴァレス（米国）

タヴァレスの左ジャブにシングルレッグを合わせようとしたボッシュ。スプロールしたタヴァレスが、逆にボッシュをケージに押し込んでいく。ボッシュの大外刈りから離れた両者、再び組んでボディロックからテイクダウンを狙ったボッシュだが、タヴァレスはケージを使って耐えると、逆にケージに押し込んでいく。タヴァレスのエルボーをボッシュが顔面に受け、試合がオクタゴン中央に戻る。ボッシュのテイクダウン狙いにアッパーと、しっかり対応していたタヴァレスだが、横から崩されテイクダウンを許す。

すぐに立ち上がったタヴァレスは、ボッシュの反り投げを崩して逆にトップからバックへ。ケージにボッシュを押し込み、左ヒザを連続で突き上げる。ボディ、顔面にヒザを受け、動きが止まったボッシュは初回を落した。2R開始直後に、ボッシュをケージに押し込んだタヴァレスだが、ここは自ら離れる。ボッシュは右を振るって前に出て組みつくが、ここでも体を入れ替えられて、どうしてもケージにタヴァレスを追い込むことはできなくなる。

しかし、試合がオクタゴン中央に戻ると、ヒザを受けたボッシュが続くタヴァレスの右フックに左フックを決めてダウンを奪う。ハイキックは空振りも、姿勢を崩したままのタヴァレスをケージ際に追い掛けたボッシュが、右で止めの一発。2012年UFC JAPANで岡見勇信をKOした時を彷彿させる逆転KO勝ちをボッシュが決めた。

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