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【DWCS S10 Ep08】元K-1イリアス、IMMAF~LFA王者ベルトソ、ドミニクが規格外と呼ぶエスクサ―要注目

【写真】イリアス、ベルトソ、エスクサ――序盤の3試合は特に見逃せない(C)Zuffa/UFC

29日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのメタAPEXで開催されるDWCS S10 Ep08にLFA王者が揃い踏みを果たす。
Text by Manabu Takashima

UFCへの登龍門、#01フィーダーショーという特色を持ってきたLFA。ところが最近では世界各国でのフィーダーショーが活発化&レベルアップし、横並びのプロモーションも増えてきた。そのなかで2026年に入りLFAはUFC、コンテンダーシリーズと共にLFAにも有望株を送り出し、#01フィーダーショーの地位を再確立させた感がある。

そんなLFAからフェザー級王者エリッキ・ヴィスコンジと女子ストロー級王者アイエサ・ベルトソが今年も残り3回となったコンテンダーシリーズに出場する。

(C)Zuffa/UFC

5月に拳を負傷しながらグスタヴォ・ピントスを判定で下し、LFAのベルトを巻いたヴィスコンジはキャリア17勝3敗で29歳と、最近のコンテンダーシリーズ・ファイターのなかでは経験値が非常に高いファイターといえる。

17個の勝利の内訳は6KOと6つの一本勝ち、そして5勝が判定勝ちと非常にバランスが取れている。フェザー級とバンタム級を行き来していた時期もあり、3つの黒星は全てバンタム級の試合で喫したもので、フェザー級と2つのキャッチ戦は6勝0敗と無敗だ。

そんなヴィスコンジと戦うのは、元K-1ファイターのイリアス・ブライドだ。


モロッコ系オランダ人に関して、UFCではキック戦績を25勝6敗としているが、正確なレコードは残されおらず160勝近くを挙げ、10敗程度しか黒星がないとも言われている。

(C)Zuffa/UFC

10年前にK-1 World GP65キロ世界トーナメントで準優勝――クリス・マセーリ、山崎秀晃に勝利し、決勝でゲーオ・ウィラサクレックに返り討ちにあった――イリアスは、Krushで野杁正明とも対戦経験がある(※判定負け)。2019年にBellatorとサインし、その年の9月にMMAに転じると、ここまで9勝無敗1NCというレコードを残している。

UAEWやBRAVE CF、そしてオランダのLFLで戦い、後者では暫定フェザー級王者に輝いているイリアス。MMAの間合いで相手の良さを消すこともできるヴィスコンジを相手に6つ目のKO勝ちを手にできれば、世界最高峰行きはまず間違いないだろう。

ヴィスコンジと並びUFC行きを賭けて戦うLFA女子ストロー級王者ベルトソは、プロMMAでは7勝0敗――プロアマ通算23勝1敗のファイターだ。

アマ時代はバーレーン王国が国籍を与え、食えるアマファイター=KHKジム所属のバーレーン国家代表として、IMMAFで2度アマ世界一に輝き、国別対抗戦=Super Cupでもバーレーンを優勝に導いている。同じ時期にバーレーン代表だったブラジルの同朋サブリナ・ソウザはバーレーン人ファイターとしてBRAVE CFとサインし、PFL進出を果たした。

(C)Zuffa/UFC

一方、ベルトソはブラジル人に戻りLFAブラジル大会で7連勝を果たし、コンテンダーシリーズに辿り着いた。

対するカミラ・レイノソは、アルゼンチン国内最強の女子ストロー級ファイターで9勝1敗の戦績を誇る。そのレイノソだが、UF34の最終選考で落とされ、セカンドチャンスが今回のコンテンダーシリーズとなる。

そんなLFA勢と対戦相手に負けない注目株が、ルカ・ボランドと戦うイアン・エスクサだ。年齢は既に30歳に達しているが、キャリア7勝0敗で5KO勝ちと2一本勝ち。母国のInka FCフェザー級王者に君臨し、全てが1Rフィニッシュという驚くべきレコードの持ち主。

UFC PIメキシコシティでもトレーニングを積んでおり、エスクサの動きを見たドミニク・クルーズから「The Specimen」=規格外というニックネームを点けられている。

(C)Zuffa/UFC

ドミニク期待のエスクサと戦うボランドは9勝1敗、7KOと1つの一本勝ちを誇るイタリアのフィニッシャーで、キャリア3戦目から欧州#01フィーダーショー=Cage Warriorsで試合を重ね7勝1敗。対戦相手の質という点では、エスクサを上回る環境で結果を残してきた。

エスクサ×ボランド、ヴィスコンジ×イリアスは共にフェザー級、当人の試合結果&パフォーマンス以外にも比較対象がある厳しい環境で、ハードファイトが望まれていることは間違いない。

■視聴方法(予定)
9月30日(水)
午前8時00分~UFC Fight Pass
午前7時45分~ U-NEXT


■DWCS S10 Ep08対戦カード

<ライト級/5分3R>
ロアイ・アブシャー(米国)
ジョージ・ステインズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ザウルベク・サバノフ(ロシア)
アダマ・ジョプ(セネガル)

<フェザー級/5分3R>
ルカ・ボランド(イタリア)
イアン・エスクサ(ペルー)

<女子ストロー級/5分3R>
カミラ・レイノソ(アルゼンチン)
アイエサ・ベルトソ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
イリアス・ブライド(オランダ)
エリッキ・ヴィスコンジ(ブラジル)

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