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【TUF25】夜叉坊、メイナードに完全に組み負ける。厳しい現実に直面す

<フェザー級/5分3R>
グレイ・メイナード(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26
石原夜叉坊(日本)

左の蹴りのフェイントを見せる夜叉坊に対し、メイナードはスイッチして組みのフェイントを見せる。と、右のパンチと同時のようなダブルレッグを決められる。ケージを背にして立ち上がった夜叉坊だが、直後に小外掛けで倒される。続くスクランブルもダブルレッグで崩され、がぶりからギロチンを許しそうになった夜叉坊は背中を譲りつつ、左を差してスタンドに。直後に右ヒジを当てた夜叉坊は、続くヒザ蹴りにダブルレッグを合わされる。徹底して組み勝負に来たメイナードのヒザが、足を抜きつつあった瞬間、夜叉坊の顔面に当たる。レフェリーは流し、メイナードは肩固めへ。

夜叉坊はバタフライガードから立ち上がりにかかり、背中を与えずに打撃の間合いに戻ることに成功する。左ミドルを入れた夜叉坊に対し、距離をつめたメイナードは右アッパーからニータップでまたもテイクダウンに成功する。残り10秒でマウントに入ったメイナードは、体を捩じって逃げようとした夜叉坊を後方から殴っていった。

2R、左ヒザにダブルレッグを合わせたメイナード。夜叉坊はすぐに立ち上がるも、腰をコントロールされ倒される。スクランブルを続けられ削られつつある夜叉坊は、バックを譲る場面が増えてくる。それでも立ち上がることに成功した夜叉坊はエルボーを打ち込むが、直後に小外掛けで倒された。

ボディコントロールから右の重いパンチを落とすメイナードに対し、尻餅から立ち上がろうとする夜叉坊だが、足を引きよせられマットに背中をつける。暴れて立ち上がろうとする夜叉坊を文字通りグラウンドに引きずり込んだメイナード。夜叉坊はバックを伺うメイナードを前方に落としつつ立ち上がるも、執拗に組まれ最後の10秒でもトップを奪われた。

最終回、間合いを取るメイナードにプレッシャーをかける夜叉坊だが、左にダブルレッグを合わされすぐにテイクダウンを許す。メイナードはバックコントロールから、夜叉坊を後方に倒し、サイドを取ってキムラアームロックへ。ケージを蹴ってエスケープした夜叉坊はさらにケージウォークを続けるも、足を戻すことができない。

それでもシングルに出た夜叉坊をギロチンに捉えたメイナードは、頭を抜かれてもエルボーを落とす。残り100秒、夜叉坊はヒザをついたメイナードの顔面を蹴り上げてしまう。怒りを露わにしたメイナード、レフェリーは注意を与えるも減点はなく試合は再開される。なんとか立ち上がりたい夜叉坊だが、バックコントロールを続けられる。胸を合わせ尻餅をつかされた夜叉坊。メイナードはそのまま組みで夜叉坊を圧倒し、タイムアップを迎えた。

結果は当然のようにメイナードが判定勝ち。夜叉坊は以前と違い、気持ちも体力も切らさなかった。そこに確かな成長は見られる。ただし彼の成長を世界最高峰の舞台がどこまで待てるのか。日本大会を前に非常に厳しい現実を見せつけられた。


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